CSR

環境に配慮した製品の開発

picture-hero.jpg

環境配慮型製品の開発

紙幣硬貨入金機<DSS-500>

使用時の消費電力量を従来機比約33%削減

低炭素社会を実現し、より継続的な環境保全活動に取り組むため、当社は、製品使用時のCO2排出量を2030年に2005年比30%削減することを長期目標に掲げ、環境配慮型製品の開発に取り組んでいます。

新製品開発時には、「省エネルギー性」や「再利用、再資源化」など64項目からなる製品アセスメントを実施し、環境影響を従来製品と比較評価しています。このアセスメントにより、「消費電力量低減率15%以上」「製品含有化学物質規制対応」などの基準を満たした製品を、当社独自の基準「G-エコ製品」に認定しています。カタログなどに「G-エコ製品」のロゴマークを貼付し、お客さまにも当社製品の環境性能をご理解いただきやすいようにしています。

また、ライフサイクルアセスメント(LCA)を実施し、原材料の採取から廃棄に至るまでの全段階で環境影響を評価しています。

製品含有化学物質の管理

部品の含有化学物質検査

部品の含有化学物質検査

当社は、RoHS指令やREACH規則などの製品含有化学物質規制に対応するため、部材の管理を徹底しています。

製品の構成部材の選定時に化学物質規制の適合品であることを確認するほか、部材が納入された際は、蛍光X線分析装置で厳密な検査を行っています。また、化学物質含有量を調査し、化学物質管理システムに登録することで、製品全体の含有量が容易に集計できるようにしています。さらに、すべての新製品出荷時には製品が関連する規制に全て適合しているかを検査しています。

化学物質の管理には、取引先の協力が不可欠です。国内外の取引先には、当社のグリーン調達基準に準拠した部材を納入いただくとともに、グリーン調達に関する覚書を締結し、含有化学物質の情報提供を依頼しています。

環境に配慮したメンテナンス用品の開発

リサイクルジェット

リサイクルジェット

当社は、製品のライフサイクルにおける環境負荷の低減に向けて、環境に配慮したメンテナンス用品の開発も行っています。

従来、電気製品のメンテナンスに使用するエアダスターには、代替フロンや可燃性ガスが使用されていました。しかし、代替フロンは地球温暖化への影響が大きく、環境への負荷が高いことが懸念されていました。また、可燃性ガスは、電気スパークによる引火といったメンテナンス時の安全性に課題がありました。

当社は、それらの課題を解決すべく、産業副産物として発生した炭酸ガス(CO2)を使用したエアダスター「リサイクルジェット」を開発しました。このリサイクルジェットは、代替フロンを使わず、本来大気中に放出されるCO2を充填しています。そのため、地球温暖化への影響が従来と比較し、1/1300以下(*)と大幅に削減され、環境負荷を最小限に抑えられるとともに、不燃性ガスのため引火の心配がなくなりました。

また、当社では、お客さまにて使用済みとなったボンベを回収しています。回収したボンベをリサイクルすることで循環型社会の実現にも貢献しています。

*) 温暖化係数=炭酸ガス(CO2):フロン(HFC134a)=1:1300