一人でも多くの人がより使いやすく快適であること。それが、ユニバーサルデザインだとグローリーは考えます。
ユニバーサルデザインを実現するために、グローリーは「カラーユニバーサルデザイン認証取得」「ユニバーサルデザインフォントの導入」「利用者視点の製品づくり」などの活動を行っています。
グローリーは製品開発過程において、ユーザーテストを実施しています。
実際に製品を利用される方に使っていただき、 「思い通りに使えない」 「操作がスムーズにできない」といった課題を調査し、より良い製品づくりに活かしています。
ユーザーテストとは、ユーザーが実際に使用している様子を別室から観察し、被験者の行動や発言から対象製品の「使いやすさ」「分かりにくさ」などの問題点を発見する評価手法です。
抽出された問題点を解明することで、お客様が気持ちよく使用していただける製品の開発に繋げています。
被験者によるテスト風景
別室にて被験者のテストを観察する開発者
ユーザーにより快適に使っていただくために、財布やポーチ、包装硬貨などを一時置く便利なテーブルを設けました。更に、傘や杖なども掛けられるようになりました。
払い出された包装硬貨の取り忘れを防止するため、投出口を誘導ランプで明るく照らします。
また、包装硬貨を取り出しやすくするため、内部に指が入るミゾを設けました。
レシート発行口、カード口に光る文字を採用し、直感的に分かるように異なる形状にしました。
「色の感じ方」は人それぞれです。目の疾患や遺伝子のタイプの違いなどにより、同じ色でも、人によって見え方が異なることがあります。
多様な色覚を考慮し、できるだけ多くの人に対して正確に情報が伝わるように、利用者側の視点に立ってつくられたデザインを、カラーユニバーサルデザイン(CUD)といいます。
多様な色覚に対応した製品デザインを目指し、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の定める基準を満たした「カラーユニバーサルデザイン認証マーク」を様々な市場の製品で取得しています。
高齢者や目に疾患のある方にも、できるだけ情報が正確に伝わるようにとの配慮から、一般の方が使用される製品を中心にユニバーサ ルデザインフォント(UDフォント)の採用を進めています。
『読みやすく、誤読されにくい』を基本コンセプトに、以下の4つの観点からイワタUDフォントは 開発されました。
読みやすさの向上と誤読を防ぐために、書体の形状に多くの工夫がされています。
タッチパネル画面
操作部等の名称表示
取扱説明書