グローリーグループは、「私たちは『求める心とみんなの力』を結集し、セキュア(安心・確実)な社会の発展に貢献します」という企業理念の下、これまで培ってきたコア技術と新たな価値を創造する先進的な技術で社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。
当社グループは、取締役社長を委員長とし、常勤取締役、カンパニー長、社長直下の本部長等をメンバーとする「サステナビリティ委員会」(年2回)を設置し、取締役会の定める経営方針に基づき以下の任務を行っています。また、同委員会が、その活動状況を定期的に取締役会に報告することで、取締役会が基本方針や指標の設定、取組み状況等について監督する体制を構築しています。
(1)サステナビリティ経営に関する基本方針、基本計画、社内推進体制の審議
(2)サステナビリティ推進活動に関する中期・年度方針の策定
(3)サステナビリティ方針に基づく各種取組みの推進、進捗状況モニタリング
(4)各種活動に該当する個々の案件に関する推進可否の審議
さらに、同委員会の下部組織として、サステナビリティ重要課題に対する目標・KPIの設定や具体的な施策の検討・推進等を担う5つの部会(環境部会、人材部会、社会貢献部会、ガバナンス部会、価値創造部会)を設け、特定した重要課題への取組みを推進しています。
ハンドブック「私たちの指針」
企業理念の実現に向けた意識を共有するため、企業理念体系や各種指針・方針などを掲載したハンドブック「私たちの指針」(8カ国語に対応)を作成し、グループ全従業員に周知しています。また、グループ全従業員を対象としたe-ラーニング形式による「サステナビリティ教育」の実施や社内イントラネットを活用した情報発信などを通して、従業員の理解促進を図っています。
当社は、2014年3月、国連グローバル・コンパクトに署名しました。国連グローバル・コンパクトの「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野10原則が、当社グループの企業行動指針と共通の価値観を持つと考えています。企業理念の実現に向け、企業行動指針に則った活動を展開し、グループ全体で国際的な課題解決に向けた取組みを推進しています。
人権 | 原則 1:人権擁護の支持と尊重 原則 2:人権侵害への非加担 |
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労働 | 原則 3:結社の自由と団体交渉権の承認 原則 4:強制労働の排除 原則 5:児童労働の実効的な廃止 原則 6:雇用と職業の差別撤廃 |
環境 | 原則 7:環境問題の予防的アプローチ 原則 8:環境に対する責任のイニシアティブ 原則 9:環境にやさしい技術の開発と普及 |
腐敗防止 | 原則10:強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み |