ニュースリリース

　この度当社は、宅配商品を受け取ることを目的とした専用のロッカー「LEBシリーズ」を新たに開発し、本年3月より販売いたします。

　「LEBシリーズ」は、従来の駅などに設置する手荷物一時預かり用の「LTSシリーズ」と異なり、宅配商品の受け取り専用に機能を絞り、設計を一から見直したことで、低価格で提供することが可能になりました。コストダウンのための主な変更点は、扉部の取っ手やロック機構の変更、スポット溶接部をリベットに変更するなど品質を落とさずに、グループ工場の高効率生産ノウハウを活かし、部品コスト、加工コストを含めてコストダウンに成功しました。
　さらに、半屋外に設置できる防水性を有し、屋外環境設置が可能な構造を新たに備えています。

　これにより、従来の手荷物一時預かり機能と宅配商品受取機能を併せ持つハイブリッドロッカー「LTS＋LEAシリーズ」に加え、ラインアップを拡充し、お客様の様々なシチュエーションにおけるニーズに対応可能となりました。

　当社はコインロッカー事業のパイオニアとして、業界初となるQRコード※1や非接触ICカード（電子マネー）に対応したキーレスロッカーなど、お客様の利便性を追求した様々な製品、サービスを市場に投入してまいりました。
　この度の「LEBシリーズ」についても、操作性が向上したQRコードリーダーや、また将来の運用を想定した代金引換（代引き）や着払いを可能にする非接触型のICカード（電子マネー対応）リーダー／ライターをオプション設定するなど、利用者の利便性向上を図っています。さらに双方向通信機能による上位システム側からのロッカーの遠隔監視や、各種データの一元管理も行えます。

　現在、駅やスーパーマーケットなどへの設置が広がりつつある宅配商品受取ロッカーは、今後も設置場所が拡大することが予測されます。当社は、その需要を獲得すべくあらゆる業態へ拡販を進めてまいります。

　なお、この「LEBシリーズ」は、2017年3月7日（火）～3月10日（金）に東京ビッグサイトにおいて開催される 「リテールテックJAPAN」の当社ブースにて、実機を展示しておりますので、是非ご来場くださいませ。
 

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• 生鮮食品にも対応した冷蔵機能付商品受け取り用ロッカーを発売 （2016年10月25日）