ツカザキ病院が、手術前本人確認に顔認証を採用

リリース

2020年12月14日

社会医療法人三栄会ツカザキ病院
グローリー株式会社

ツカザキ病院が、手術前本人確認に顔認証を採用

～医療従事者の負担軽減と厳格な本人確認により安全な手術室の運用が可能～

社会医療法人三栄会ツカザキ病院（所在地：兵庫県姫路市、院長：夫由彦、以下ツカザキ病院）は、眼科手術前の患者さまの本人確認にグローリー株式会社（本社：兵庫県姫路市、代表取締役社長：三和元純、以下グローリー）の顔認証システムを日本で初めて採用しました。ツカザキ病院眼科は、年間手術件数約8,000件を誇る国内最大規模の眼科部門です。

背景と狙い

ツカザキ病院眼科では、患者さまの誤認事故防止対策として、医療従事者から患者さまへの声掛け確認や装着したリストバンドのバーコードスキャンなど、手術前の本人確認を徹底してきましたが、さらなる誤認事故防止の強化策として、顔認証による本人確認を導入しました。これにより、ご本人から直接確認が取りづらい難聴や認知症などの患者さまでも確実に本人確認ができるため、医療従事者の不安を解消します。

この度採用したグローリーの顔認証システムは、2003年に開発して以来、スーパーマーケットやドラッグストア、病院、介護施設、書店など、1,000カ所以上で稼働しており、安全性と利便性を両立する技術として、防犯や見守りなどのセキュリティー対策に加え、本人確認を必要とするさまざまな用途で活用されています。

今後について

ツカザキ病院は、安全な医療環境の整備や医療従事者の負担軽減など、今後も高度な医療の提供と患者さまへ寄り添う心で地域の皆さまのご期待に応えていきます。

グローリーは、これまで培ってきた認識技術と新たな価値を創造する先進的な技術で、社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。