変なホテル ハウステンボス 様
顔認証と世界初のロボットホテルがタッグ、“顔パス入室”が
宿泊客のプレミアム体験に ~ホテル概念を破るシステム誕生~
ハウステンボスのオフィシャルホテル『変なホテル』は2015年夏のオープン以来、ロボットがスタッフとして働く初のホテルとして国内外で反響を呼び、ギネス世界記録に認定されています。ロボットの接客と並び、ユニークな“サービス”として注目されているのが、「顔認証入室システム」です。導入の背景から導入後の効果を変なホテル 総支配人 大江氏に伺いました。
動画内容 :
変なホテル ハウステンボス様で導入されている顔認証を使った入室システムの利用映像。
ご担当者のインタビューを収録。
高い認証技術によって実現できた新しい顧客体験をご覧ください。
(撮影日:2017年6月30日)
再生時間 : 3分38秒
「顔認証入室システム」について
「顔認証入室システム」とは、顔認証技術を利用し、キーレスで客室への入室を可能とするシステムです。
(1) 入口の専用端末で宿泊者が顔を登録
※宿泊者全員分の登録が可能
(2) 専用端末のカメラに顔を向け認証し解錠
導入の背景と目的:テクノロジーとホスピタリティの追求
採用の決め手:高い認証精度と提案・機動力
続いて、2016年3月には、新設の木造ウエストアーム(2号棟)がオープンしました。1号棟とは異なり、部屋に入るまで屋外という構造上、初回オープン時と同条件で導入・運用とはいきませんでした。時間帯により、日中の明るい自然光、夜の暗闇など認証環境が異なりました。約6カ月間にわたって、さまざまな条件における評価や調整を繰り返し行い、アップグレードした顔認証入室システムを2号棟オープン対象72室に導入。今日まで問題なく24時間フル稼働しています。
「導入以降、グローリーの高度な技術と抜群の提案力・機動力に助けられています。部品交換だけにとどまらず、原因究明や効果的な対策のアドバイスをもらえることが心強いです。こういったアフターサポートの良さからも、グローリーは変なホテルを一緒に進化させてくれる頼もしい存在となりました」(大江氏)
導入後の効果:鍵を気にせず入退室が可能に
利便性・意匠に優れた大型ロッカー
世界初ロボットホテルの認知度が高まり、海外からのお客さまが顕著になると、お預かり荷物がサイズアップ。対応する大型コインロッカーの検討時、真っ先に「こちらのロッカーであれば、このように使えて、どこに置くと効率的」など、使用するお客さまとホテル側の双方の立場での提案が、信頼関係を深めました。決定した製品は、ホテルの外観・内装にもマッチ。使い方が分かりやすく、デザイン性も優れていると好評を博しています。(大江氏)
ロボット王国で顔認証が感動を呼ぶ
『ロボット王国』は、最先端のロボットとテクノロジーを体験できる、驚きや感動に満ちた超未来型ミュージアム。「顔認証入室システム」で成功した技術力でエンターテインメントを実現できないかと、共同企画を相談されたことからはじまり、本人を識別するのではなく、本人の年齢と性別を推定するロボットをご提案。今ではお客さまをひときわ笑顔にするブースとして好評を得ています。
(ハウステンボス イベント企画課 道上氏)
鍵管理機で業務効率化に成功
以前は安全管理スタッフが対応していた店舗キーの貸出や使用者認証などを、業務効率を目的に、完全無人化・自動化。鍵管理機を導入したことで、各店舗の方々のキー交換や履歴管理がスピーディーになり、トラブル抑止効果とセキュリティー強化にも満足されています。採用に当たって複数社を比較・検討するなかで、製品クオリティーについては言うまでもなく、グローリーの豊富な実績が評価されました。
(ハウステンボス 安全管理課 課長 北氏)
グローリーのトータル提案について
「このようなものを導入したい」「次フェーズでここまでアップグレードできないだろうか?」相談に対し、一歩先まで踏み込んだ提案を常にいただけるのが、グローリーの特色。宿泊利用されるお客さまとホテル従業員の両方の視点に立って、メリット/デメリットや課題と対策を助言してくださいます。万全のアフターサポートも有り難いです。製品ラインアップが多岐にわたり、その一つひとつに業界をリードしてきた技術と実績があってこその対応力ですね。
当館は“変わり続けることを約束するホテル”と謳い、常に向上を目指しているので、そこに共感と理解をもって要望を実現してくださり、幸いです。今後とも、『変なホテル』を進化させるお手伝いをしていただき、よい意味で既成概念を覆すサービスやエンターテインメントを共に創出していきたいと思っています」(大江氏)
変なホテル ハウステンボス 様
プロフィール
所在地 | 長崎県佐世保市ハウステンボス町6-5 |
---|---|
設立 | 2015年7月 |
URL | http://www.h-n-h.jp/ |