埼玉医科大学総合医療センター 様
「速い、わかりやすい」 エンドユーザーに好評の診療費支払機
職員の業務改善にも貢献し、厚い信頼を実現


1985年6月に開院した「埼玉医科大学総合医療センター」は、埼玉県有数の総合病院。2018年2月から診療費支払機 FHP-20を導入し、エンドユーザーの高い満足感と業務効率改善を創出。事務部医務課の大日向 秀志氏・大城 浩一氏・小鷹 宏之氏にお話を伺った。
● 導入製品:診療費支払機 FHP-20
● 導入時期:2018 年2月
● 導入台数:7台
● タイプ:前面 レーザープリンタータイプ
● クレジット対応:あり
● バーコード対応:あり
● 上位システム:富士通
導入背景 |
・機器老朽化による更新 ・精算トラブル対応の事務負担 |
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採用理由 | ・機器の性能と画面の操作性 ・費用対効果 ・各種様式のレイアウト統一 |
導入結果 | ・違算金ゼロ ・事務作業の軽減による患者サービス向上 ・セキュリティー強化 ・経費削減 |
高性能な診療費支払機FHP-20、抜群の使い勝手と処理スピード
「導入後、以前の機器に比べトラブルがなくなり、患者さん1人当たりの精算速度が、速くなりました。移行してから今日まで、大きな問題は起きていません。また、カラーユニバーサルデザインを採用したタッチパネル画面はシンプルでわかりやすく、来院頻度の少ない患者さんにも、『使い勝手が良くすぐに慣れた』と好評です」(大日向氏)

職員の業務効率改善と負担軽減で、よりきめ細かな医療サービス対応へ

同医療センターでは、それまで使用していた診療費支払機の経年劣化により、メンテナンス頻度が増し、入れ替えを行うことに。検討に当たっては、埼玉医科大学病院でのグローリー製品の導入実績を踏まえ、2017年12月にFHP-20を選定。2 カ月後の稼働を目指して、上位システムメーカーとの連携も含めたカスタマイズを急ピッチで進めた。
「エラー時の原因究明や効果的な運用アドバイスをもらえる手厚いサポートが、大変心強いと思いました。処理スピードの向上に加え、職員が設置場所に行って紙幣や硬貨詰まりのエラーを確認する作業や、たびたびコールセンターに相談するといった負担が解消された。また、有人窓口においても処理スピードが向上し業務ストレスも軽減されました。その結果、余裕をもって、より配慮の行き届いた患者さん対応ができています」(小鷹氏)
時代のニーズ「セキュリティー強化」で、ますます信頼を寄せられる病院に

診療費の処理に関わる煩わしい作業を効率化し、人手を介さないFHP-20は、ヒューマンエラーによる違算金発生を防止し、厳正な現金管理を実現した。また、診療費支払機まわりのセキュリティーが強く意識される昨今、“取り忘れ対策”も重要なポイント。一定時間を経過しても抜き取られない現金はもちろん、大切な個人情報である診察券やクレジットカードを機内に取り込み、保管する機能を搭載している。
「これまでは、取り忘れが起きると警告音が鳴ったままで、職員が警告音を止めに行って引き取り、窓口で管理していました。FHP-20の機能により、重要物の持ち去りや紛失の可能性が排除され、当院に対する患者さんの信頼度アップと職員の業務効率化の双方に貢献しています」(大城氏)
期待通りのコストパフォーマンス、各種領収書の規格統一で経費削減

(左から順番に) 事務部医務課 係長 大城 浩一 様
事務部医務課 課長 大日向 秀志 様
事務部医務課 小鷹 宏之 様
FHP-20採用の決め手となったのは、コスト・運用メリット・性能・故障時対応の迅速さの総合バランス。中でも、費用対効果には特に期待したとのこと。
「窓口会計POSレジと診療費支払機発行の領収書・診療明細書をいずれも同じフォーマットにそろえられる点が、非常に便利です。普通紙にレーザープリンターで出力できることから、各種専用紙の発注や在庫管理が軽減され、ランニングコストの削減につながると思います。稼働からまだ数カ月余りの短期間で、FHP-20は早くも導入効果を見せてくれています。患者さんからますます信頼される医療機関を目指す当院において、今後多くの患者さんや職員が慣れるほど、なくてはならないソリューションとして浸透するでしょう」(大日向氏)
埼玉医科大学総合医療センター 様

プロフィール
所在地 | 埼玉県川越市鴨田1981 |
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設立 | 1985年6月 |
外来患者数 | 約2,100人(1日平均) |
病床数 | 1053床(許可病床数) ※2018年3月現在 |
診療項目 | 36診療科(高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター併設) |
URL | http://www.saitama-med.ac.jp/kawagoe/index.html |