ヨーロッパを中心とする19カ国に拠点を持つAcrelec Group S.A.S.(本社:フランス、以下、アクレレック社)は、セルフサービスキオスク※の開発から生産、販売、保守までを一貫して行い、世界80カ国以上の大手ファストフードチェーン店や小売事業者へ製品やサービスを提供しています。
アクレレック社のセルフサービスキオスクに当社製品である紙幣硬貨入出金機を組み合わせることで、キャッシュ・ノンキャッシュの双方に対応するセルフサービスソリューションが実現し、店舗運営の省力化や省人化への貢献に加え、顧客体験価値の向上が期待されます。また、アクレレック社のソフトウェアに搭載されるAI(人工知能)を活用し、販売データの収集や分析を行うことで、店舗経営の効率化を支援するとともに利用者に応じた最適な情報を表示するなど、より快適なサービスの提供につなげていきます。
※ 注文や代金精算等を利用者自身で行う情報端末。業務省力化へ貢献するとともに、販売データを活用する新たなビジネスをサポートする機器として注目されています。
SOCASH PTE. LTD.(本社:シンガポール、以下、soCash社)は、流通店舗のレジから預金を出金できるキャッシュアウトサービスを開発・提供しています。利用者は、金融機関へ行くことなく最寄りの流通店舗で現金を入手でき、店舗側は、売上金の一部を出金にまわすことで売上金回収の頻度が減少し、回収にかかるコストを下げることが期待できます。
soCash社との協業により、金融機関や流通店舗の垣根を越え、社会全体で効率的な現金流通サイクルを創出していきます。
利用者は、スマートフォンに表示された読み取り用QRコードをレジで提示し、預金を引き出す
Cash Payment Solutions GmbH(本社:ドイツ、以下、CPS社)は、流通店舗のレジを通じた総合的な現金決済プラットフォームを開発・提供しています。利用者は、CPS社が発行するバーコードをレジで提示することで、銀行口座の入出金、インターネットショッピングや公共料金などの支払いができます。流通店舗は、集客効果や現金回収コストの削減が見込まれ、提携銀行は、ATMや支店窓口よりも低コストで入出金サービスを提供できます。加えて、インターネット業者も、現金決済を好む顧客層を取り込むことができるなど、さまざまなメリットにつながります。
金融と流通業界をつなぐネットワークを構築しているCPS社の現金決済プラットフォームと、同様に金融や流通業界とのつながりを強みとする当社の通貨処理ソリューションを組み合わせることで、デジタル社会と物理的な現金とを融合し、新たな通貨流通スタイルの創出を目指します。
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