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2018年3月 1日

グローリー株式会社

グローリーとアイホンがインターホンを使った顔認証にて協業

グローリー株式会社(以下:グローリー)とアイホン株式会社(以下:アイホン)は、各々事業拡大を目指し、グローリーの顔認証とアイホンのカメラ付ドアホン端末を使った「顔認証入館システム」の開発と販売において協業します。また、今後、グローリーとアイホンの技術による新たなソリューションの創出も目指してまいります。

グローリー 顔認証システム、アイホン IPネットワーク対応インターホン IXシステム

協業の背景・概要

近年、社会課題である待機児童の解消のため、国の助成を受け各地で企業内保育所が設置されつつあります。しかし、保育士等の労働力不足から保育児童を十分に見守る環境を整備することが難しくなってきております。
そのような背景を受け、新たな保育施設において、必要最低限の人員で、児童の十分な安全を確保するための一つの施策として、施設内への入館を「顔認証システム」にて管理することを提案します。

グローリーは本社敷地内の社内保育所において当社の顔認証システムを応用し、送迎者の来訪を保育所内へ通知する「来園者管理システム」を2016年12月よりテスト運用しております。このシステムは保育所入口横のカメラ付ドアホン端末により登録保護者を顔認証し、ドアの解錠と館内への来訪者の通知を自動で行うものです。

グローリーの社内保育所にて1年間にわたって、テストした結果、カメラ付ドアホン端末による顔認証が実用化レベルであることが確認でき、この度、アイホンのIXシステムの新モデルとグローリーの「顔認証入館システム」を組み合わせたシステムを開発・販売において協業することを決定しました。
今後、グローリーとアイホンは「顔認証入館システム」を保育施設のほか、セキュリティーが重視される施設等へも広く展開してまいります。

なお、今月3月6日から東京ビッグサイトで開催されるリテールテックJAPANのグローリーブースにて「インターホンでの顔認証」を参考出品いたします。

発売予定

2018年5月中旬

グローリー株式会社について

グローリーは、通貨処理機のパイオニアとして、数々の国産初の製品を開発。通貨の認識・識別技術を応用した当社の顔認証システムは2003年に実用化して以来、進化を続け、現在は平均1秒以内の高速認証、99%を超える高い認証率※1で、認証性能は常に業界トップクラスです。大規模商業施設、金融機関、マンション、ホテル、病院など多くの施設で採用されています。

※1 他人受入率:0.01%、本人拒否率: 0.5%(グローリーの独自評価)

アイホン株式会社について

アイホンは、インターホンとナースコールの専業メーカーです。IPネットワーク対応インターホンIXシステムの新モデルは、2018年5月発売の業務用インターホンです。本シリーズは、オフィスビル、大規模商業施設、工場、鉄道など広域、長距離のコミュニケーション用途にて採用されています。ONVIFへの対応やAPI(Application Programming Interface)を標準搭載しているため、顔認証など高度なシステム連携も可能です。

本件に関するお問い合わせ

お客さまからのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社 生体・画像認識事業推進統括部 営業推進部
    TEL (03)5207-3020
 
  • アイホン株式会社 国内営業本部 ネットワークソリューション推進部
    TEL (03)5684-3671
報道機関からのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317
 
  • アイホン株式会社 国内営業本部 ネットワークソリューション推進部
    TEL (03)5684-3671

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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