2015年3月 2日
グローリー株式会社
紙幣硬貨商品券入金機「DS-N770」を開発
~ 業界初 商品券と現金を1台で対応できるハイブリッド入金機 ~
弊社は、スーパーマーケットや百貨店等で使われる商品券と、紙幣や硬貨の売上現金の精算を1台で処理ができる紙幣硬貨商品券入金機「DS-N770」を開発し、今年夏頃の販売開始を目指します。販売に先立ち3月3日から東京ビッグサイトにて開催される「リテールテックジャパン2015」の弊社ブースにて参考展示いたします。
- 商品券と現金の精算処理が1台で可能(業界初)
- 収納カセットを従来機の倍となる2個搭載し、商品券と紙幣のどちらを収納するかを自由に選択可能
スーパーマーケットや百貨店では、日々の売上精算処理において、商品券の取り扱いに苦慮されています。商品券が多量に発生する大型店舗では商品券を処理する専用の機械が導入されていますが、多くの店舗では手作業で精算処理を行っています。その手順は、1.分類、金額集計、2.集計データの帳簿を作成、管理、3.本部へ現物発送、発行元※1への発送と請求処理、といった煩雑な作業が発生し、数え間違いによる違算、商品券紛失等が課題となっています。お店によっては、それら課題を抑制するために商品券の取り扱いをやめてしまう場合もあり、販売機会の損失や顧客満足度の低下などの新たな課題も発生しています。
この度開発したDS-N770は、商品券と現金の精算処理が1台でできる業界初の機能をもった入金機です。この機能により、従来の煩雑な商品券の手作業が不要になり、違算や紛失といった課題の解決が見込めます。売上精算処理が全て機械で行えることで、業務の厳正化と効率化が図れます。
また、DS-N770は、従来機とほぼ同等のサイズにも拘わらず、収納カセットを2個搭載し、お客さまのニーズにあわせて「商品券と現金のハイブリッド運用」、「紙幣のダブルカセット運用」、「商品券のダブルカセット運用」が選べます。紙幣のダブルカセット運用の場合は、最大で7,000枚(1カセット最大3,500枚)の紙幣が収納可能です。従来の入金機の収容量(紙幣最大2,700枚)と比べ約2.5倍の大容量を実現しました。収納カセットは施錠式で金融機関への入金は、カセットのまま警備輸送会社へ搬送委託可能です。
さらに、オプション機能として弊社の情報処理センター(GCANセンター)※2とのネットワーク連携機能も搭載。機械で読み取った商品券の券番号データをネットワーク経由で商品券の発行元に送信することで、商品券現物を送ることなく請求処理が可能です。※3
今後も弊社は、さまざまなお客さまの業務の厳正化・効率化ニーズにお応えできる製品を開発してまいります。
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※1商品券の発行会社。クレジットカード会社、百貨店など。
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※2GCANセンターはグローリー株式会社にて構築した情報処理センターです。
2000年4月に構築し、デビットカード、クレジットカード、電子マネーなどの決済・通信代行などの「決済処理業務支援サービス」、通貨処理機の売上データ集計、加工・配信などの「現金処理業務支援サービス」、IR業務支援等の「証券業務支援サービス」などを万全のセキュリティー体制の下で、多くのお客さまに提供しています。 -
※3ネットワーク経由による請求処理は、オプションとして別途ターミナルの手配、GCANセンターとの契約が必要となります。
本件に関するお問い合わせ
- グローリー株式会社
- 国内事業本部 流通営業統括部 営業一部
TEL (03)5207-3043
- グローリー株式会社
- 総務本部 広報部 広報グループ(本社)
TEL (079)294-6317
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