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2015年1月27日

グローリー株式会社

顔認証システムによりホテルのキーレス入室が可能に

~先進技術を駆使したハウステンボス「変なホテル」に採用~

 弊社は、顔認証技術を利用し、ホテルの入室をキーレスで行うホテル向け入室システムを開発しました。同システムは、ハウステンボス株式会社(長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1 代表取締役社長:澤田 秀雄)の最新スマート宿泊施設「変なホテル」※1全144室※2に採用されました。

 このホテル向け入室システムは、従来のオフィスの入退室、マンションのエントランスの入退室で得た実績を踏まえ開発したものです。
「変なホテル」における顔認証による運用手順は以下の通りです。

 ① フロントの自動精算機でチェックイン
 ② 専用の端末で顔画像を登録
 ③ 宿泊する部屋の前でカメラに顔を向け解錠し、入室
 (顔認証での入室を希望されないお客さまはICカードキーでの運用も用意)

 さらに、ハウステンボスの「変なホテル」での採用にとどまらず、今後、同社が手がける国内外のホテル事業においても、この「変なホテル」の思想が展開され、弊社のホテル向け入室システムが採用される予定です。

 弊社の顔認証システムは、数千人の顔画像から作成した平均顔上の100個のサンプル点を基準に、認証する個人の顔画像上のそれと比較する方式で、業界最高レベルの認証精度を誇っています。近年では、マンションのエントランスの自動ドアを錠するウォークスルー認証などへの導入も進んでいます。その他、官公庁、警備会社、流通交通市場など幅広い分野へも提案し、導入実績が拡がりつつあります。

 弊社は、この顔認証システムの利便性、安全性をより多くの皆さまにご理解いただき、様々なシーンで採用いただけるよう、さらなる拡大販売に向け注力してまいります。

  • ※1
    先進の技術を結集し、従来と比べ革新的に生産性とお客さまへのホスピタリティを高めたホテル。
    フロント業務はロボットが行い、各部屋への入室は顔認証によるキーレス運用を実現。再生エネルギーを利用し、光熱費を従来の半分近く削減するなど、様々な技術を駆使し、これまで体験したことのないサービスをお客さまに提供するホテル。
  • ※2
    2015年7月中旬に全144室中72室が開業予定、2016年2月に残りの72室が開業予定。

顔認証システムの特長

人の判断に近い顔認証アルゴリズム

弊社では、人が無意識に行っている認証法を検証。独自のアルゴリズムを導き出しました。このアルゴリズムを用いることにより、業界で最高クラスの認証精度を実現します。

顔認証の基本的なしくみ
小さく映った顔でも認証可能

20画素(30画素推奨)以上の顔画像を認証できます。より小さな顔の認証により、遠くに映し出された顔でも認証可能となります。

小さな画像も認証

本件に関するお問い合わせ

お客さまからのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
  • 新事業統括部 新事業営業部(東京本部)
    TEL (03)5207-3020
報道機関からのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
  • 総務本部 広報部 広報グループ(本社)
    TEL (079)294-6317

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