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リリース

2024年4月23日

グローリー株式会社

公益社団法人 姫路観光コンベンションビューローがBUYZOを導入

~ 観光地における人流データ分析で観光産業活性化を支援 ~

この度グローリーは、公益社団法人 姫路観光コンベンションビューロー(所在地:兵庫県姫路市本町68番地 / 理事長:齋木俊治郎、以下姫路観光コンベンションビューロー)より、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービス「BUYZO」を採用いただきました。
「BUYZO」は、人のリアルな行動データを取得分析し、様々な課題解決に活用できるサービスです。

背景・目的

姫路観光コンベンションビューローでは、国内外から多くの観光客が世界遺産 姫路城を訪れる一方、域内での回遊・周遊がなされておらず、滞在時間が短いことによる「消費額の低さ」が地域課題として認識されており、これら課題解決に向けた施策検証のために、高性能ビーコンを活用した人流データの収集・分析に取り組むこととなりました。
観光客の嗜好やニーズを洗い出すことで、地域事業者が事業戦略(広告宣伝・人材採用・商品開発・設備投資等)に活用できるマーケティングデータを確立することを目的としています。

事業概要

姫路観光コンベンションビューローがIoT端末「AIBeacon(エーアイ・ビーコン)(※1)」を姫路市内100カ所程度の観光拠点に設置し、域内来訪者の人流データなど、個人を特定することができない形式で収集し、統計処理することを開始しました。得られたデータを基に行動分析を行うことで、デジタルを活用した観光課題の可視化と解決に向けた戦略の策定に取り組みます。
また、地域DMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)(※2)として、関係事業者に対し、事業戦略に活用できる優良なマーケティングデータとなるよう、検証を重ね、手法を確立させたうえで定期的にウェブサイト「ひめのみち」などで情報が公開される予定です。

データ収集のイメージ

データ収集のイメージ
  • ※1
    AIBeaconとは、グローリーが2020年5月に資本業務提携を行った株式会社アドインテが独自開発するWi-FiセンサーとiBeacon(※3)が一体となったIoTセンサーのこと。
  • ※2
    地域DMOとは、当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと。
  • ※3
    iBeaconとは、Apple社の商標で、Bluetooth low energyのブロードキャスト通信を利用したiOSの近接通知機能のこと。

得られるデータ(一例)

得られるデータ

データ収集と検証について

データ収集と検証について

今後の展開について

令和5年度中に検証を重ね、データ収集の精度と分析手法を確立できたので、令和6年度より、定期的にレポートとしてウェブサイト「ひめのみち」に公開されるとともに、関係事業者を対象としたワークショップやセミナー時にも公開される予定。

グローリーは、今後も全国のDMOが抱える課題解決を支援すべく、DMPサービス「BUYZO」のソリューション提案を推進してまいります。

 

本件に関するお問い合わせ

お客さまからのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
    国内カンパニー 営業本部 リテール営業統括部 DXビジネス推進統括部 DXビジネス推進部
    TEL (03)5207-3163
報道機関からのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
    経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317

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その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。