ニュースリリース

グローリー株式会社（以下「当社」）は、2021年8月に、英国で金融シェアードプラットフォームを提供するUnified Financial Limited （「OneBanx」^※1ブランドで事業展開。以下「OneBanx社」)と資本業務提携契約を締結いたしました。以降、金融シェアードプラットフォームの提供に係る事業を同社と共同で展開してまいりましたが、2023年12月11日をもって同社株式の保有比率が91.99％となりましたので、以下のとおりお知らせいたします。

記

1. 株式追加取得の理由

昨今、英国では金融機関の支店の閉鎖が急速に進行していることを背景に、都市部以外の地域においても必要最低限の現金アクセスサービスを維持させる規制が導入されました。これにより、同国FCA（金融行動監督機構）は、現金アクセスサービスの維持を監視・強制できることとなるため、OneBanx社が提供する「現金アクセスサービス」のニーズは、今後ますます高まることが予想されます。
当社グループは、同社への出資以降、同サービスの提供に係る事業拡大に注力してまいりましたが、今般の規制化を受け、同国における現金のアクセスサービス維持への貢献及び本事業のさらなる加速を目的として、同社株式を追加取得いたしました。
当社グループは、金融シェアードプラットフォーム等を始めとするサービスを提供し、さまざまな場面やニーズにおける金融包摂を実現すべく、今後も注力してまいります。

• ※1
  「OneBanx」はUnified Financial Limited社の事業ブランドで、以前の「OneBanks」「OneBanks Hub」より表記を変更しております。

＜ご参考＞

【OneBanx社の導入事例①】
Newcastle Building Society（住宅金融組合）では、2拠点でOneBanx社ソリューションを活用した現金アクセスポイントを提供しています。Newcastle Building Societyの口座の有無にかかわらず、あらゆる地域住民に活用されています。

【OneBanx社の導入事例②】
TSB銀行では、Nottinghamにあるショッピングモールのポップアップ店舗にて、OneBanx社ソリューションを活用した現金アクセスポイントを提供しています。

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。