2023年7月 3日
グローリー株式会社
医療機関のDXを推進する診療費窓口支払機「FCH-950」を発売
~ 医療機関向けに製品ラインアップを強化 ~
グローリーは、医療機関向けの診療費窓口支払機「FCH-950」を新たに開発し、2023年7月3日より発売します。当社初となるPOS機能を搭載した本製品の発売により、医療機関向け製品のラインアップを拡充し、さまざまなお客さまのニーズに合わせたソリューションの提供を実現します。
背景
医療機関では、会計窓口の混雑緩和および医療事務スタッフの業務負担軽減が課題となっています。グローリーは、これまで医療機関に対して診療費支払機や医療費後払いシステムを展開し、これらの課題解決に貢献してまいりました。一方で、返金、請求書単位の選択入金、一部支払い(分割入金)など診療費支払機では対応ができない会計処理については窓口で対応する必要があり、複雑な会計業務はスタッフの負担増大や混雑を起こす要因にもなっています。この度開発した診療費窓口支払機「FCH-950」は、現場のニーズを捉えた機能を盛り込み、画面遷移の少ない操作性を重視した設計で、よりスムーズな会計業務を実現し、医療事務スタッフの抱える課題を解決します。
FCH-950の特長
1. 操作性を追求したシンプルな画面
POS操作部には15インチタッチパネルを搭載し、シンプルかつ、直感的でわかりやすい画面デザインと画面遷移を少なくしたことで、操作性を向上します。また、返金や一部入金などの複雑な会計操作は背景の色を変更するなど視認性を高め、操作ミスも防ぎます。
2. 医事会計システムとの連携で業務を効率化
診療費窓口支払機で支払いが完了すると、医事会計システム側の入金処理(現金・クレジット・デビットカード等)が自動登録され、領収書・診療明細書を発行します。医事会計システム側の手入力が不要なため、効率よく厳正な会計事務を実現します。
3. スピーディーで厳正な会計を実現
現金入出金端末は有人対応モデルとセミセルフ対応モデルより選択でき、現金の受け渡し間違いを防止します。また、オプションのカード決済端末やバーコードスキャナーとの接続により、請求書や会計番号票のバーコードを自動で読み取り、スピーディーで厳正な会計を実現します。
4. 運用に応じたさまざまな会計に対応
請求書単位の選択入金や一部入金が可能。(※1)また、例えば松葉杖の販売や保証金の預かり金など診療費以外の入出金は、医事システムと連携を行わずオフラインでの処理が可能で、項目名の入った預かり証などの出力にも対応します。
グローリーは、今後もお客さまのニーズを的確に捉えた製品・ソリューションを提供し、医療機関をはじめ、さまざまなお客さまの課題解決に貢献してまいります。
なお、2023年7月12日~14日に開催される「国際モダンホスピタルショウ2023」に「FCH-950」を出展予定です。
国際モダンホスピタルショウ2023:https://www.noma-hs.com/
設置イメージ
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※1医事会計システムとの接続仕様の確認が必要になります。
本件に関するお問い合わせ
- グローリー株式会社
国内カンパニー 営業本部 リテール営業統括部 ソーシャルソリューション販売支援部
TEL (03)5207-3160
- グローリー株式会社
経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL (079)294-6317
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