ニュースリリース

グローリーは、海外の金融機関向けに、窓口での現金授受を顧客自身が直接行うことを可能にするなど、多様な使い方ができる紙幣入出金機「GLR-200」と、大口の現金取引や小切手入金の自動化にも対応するアシストセルフ機「TellerConcierge^TM（テラーコンシェルジュ）」を2022年12月1日より販売します。

近年、世界各国の金融機関では、店舗の統廃合や、少人数での効率的な店舗運営を進めています。このような背景から、窓口業務の省力化・省人化ニーズの高まりと併せて、感染症対策の観点からも、セルフ運用への対応が求められています。

1. 顧客自身が現金の入出金を行うセルフ運用にも対応

顧客によるセルフ運用を考慮し、紙幣入金部には硬貨やクリップなどの異物を検知する機能、紙幣出金部には出金紙幣が確定するまで顧客が触れられない機能など、トラブルを未然に防ぐさまざまな機能を搭載しています。

2. ロール式の収納庫により70カ国以上の紙幣に対応

ロール式の収納庫は、紙幣サイズや金種に関係なく安定して収納することが可能です。金種数の多い国や、複数の紙幣を1台で取り扱いたいなど、さまざまなニーズに応えられます。

3. デジタルサービスとの接続による安定稼働と店舗運営の最適化を両立

「GLR-200」を当社の海外向けデジタルサービス「UBIQULAR^TM（ユビキュラー）」（※1）と接続し、機械の状態や稼働状況データを収集することで、遠隔保守による安定稼働の維持や、店舗人員を最適化できるなど効率的な店舗運営のためのデータ分析も可能です。

1. 少人数で効率的な店舗運営を実現

これまで行員が行っていた大口の入出金、小切手の入金・現金化、両替、公共料金の支払い、つり銭の払い出し、送金などの取引が顧客自身で行えるため、少人数での店舗運営を可能にします。
また、操作手順をアニメーションと音声ガイダンスでナビゲートすることで、顧客による容易なセルフ運用を実現します。さらに、バリアフリー対応として、車椅子に乗った状態でも画面操作や現金が取り扱えるようにデザインしています。

2. 店舗形態に応じてさまざまな構成が可能

紙幣入出金機、硬貨入出金機、包装硬貨出金機、小切手入金機、現外ボックス、ドキュメントプリンターから、取引ニーズに合わせた必要なユニットだけを組み合わせられるので、さまざまな店舗形態への対応が可能です。

グローリーは、今後も次世代の店舗づくりや業務のさらなる効率化をサポートするソリューションを開発し続け、⾦融機関が抱える課題を解決し、顧客の満⾜度向上に貢献していきます。

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