2022年9月15日
グローリー株式会社
海外流通店舗向け現金管理ソリューション CASHINFINITY™ の新モデル「CI-Xシリーズ」を発売
~ 現金管理のシームレス化を実現 ~
グローリーは、大型店から個人商店までさまざまな規模や業態に対応し、さらには流通店舗や現金輸送会社、銀行の垣根を越える新たな現金管理ソリューション CASHINFINITYTM の新モデル「CI-Xシリーズ」を2022年9月15日より発売します。
CI-Xシリーズは、現行CIシリーズ同様に、フロント向けおよびバックオフィス向けの紙幣硬貨入出金システム、そしてこれらの現金在高や稼働状況などをリアルタイムに管理するソフトウェアで構成されています。
フロント向け紙幣硬貨入出金システム「CI-10X」
バックオフィス向け紙幣硬貨入出金システム「CI-500X」と
現金管理ソフトウェア「CI-SERVERX」
背景
世界中で現金管理のシステム化が進むと共に、セキュリティー強化や人件費高騰、人手不足、現金授受のコンタクトレス化などが加速し、より多様な現金管理運用が求められています。
また、欧米などでは、銀行店舗やATMの減少により、流通店舗が新たなキャッシュアクセスポイントとしての役割を期待されています。
一方、現金輸送会社や銀行による流通店舗への現金管理サービスはさらに普及しようとしており、多種多様な店舗形態への一層のオペレーションの最適化が求められています。
CI-Xシリーズは、流通店舗内だけでなく、それを取り巻く現金管理における課題解決に柔軟に対応できるソリューションとして進化しました。
本件リリースを機に、さまざまな運用への最適化に向け、順次、ラインアップを拡充していきます。
特長
1. 流通店舗内の現金管理をさらに厳正化
現行CIシリーズで実現した紙幣に加えて、CI-Xシリーズでは硬貨のカセットインターフェース(※1)運用も実現。フロントとバックオフィス間の現金の装填・回収オペレーションに対して、ノンタッチオペレーションが可能。また、筐体強度や装置内部の現金へのアクセス方法も選択できます。
2. 流通店舗をキャッシュアクセスポイントに
新規開発の識別ユニットを搭載し、キャッシュアウトサービスにも対応した高額金種の出金を実現。買い物客へのサービス拡大と共に、流通店舗内現金の有効活用により、資金効率が向上します。
3. 現金輸送オペレーションのコスト削減
現金の収納容量や装填・回収方法の選択肢を拡げ、流通店舗だけでなく、現金輸送会社のオペレーションコストを最適化します。
4. 多店舗の現金管理を一元化
現行CIシリーズは各店舗の現金管理のみでしたが、CI-Xシリーズは、複数店舗をクラウド上で一元管理が可能となり、効率的な店舗運営に貢献します。
5. 60カ国以上の通貨に対応
硬貨の識別・搬送・選別の新技術採用により、大きさ・厚み・材質・形状の異なる60カ国以上の通貨に対応。グローバルリテーラーにおいても、同一システムによる運用を実現します。
グローリーは、今後も技術の追求とオープンイノベーションを推進し、お客さまが抱えるさまざまな課題を解決し、安心・安全な社会の実現に貢献していきます。
運用イメージ

さまざまな店舗業態に応じた設置イメージ
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※1カセットインターフェース運用とは、現金を直接手に触れることなく、フロントとバックオフィスの入出金システム間の現金の装填・回収を可能にした運用のことです。
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※CASHINFINITYとそのロゴは、グローリーグループの欧州、米国およびその他の国における商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ
- グローリー株式会社
- 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL (079)294-6317
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