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リリース

2021年12月 6日

新潟市
グローリー株式会社

新潟県で初めて顔認証を活用した「手ぶら商店街」の実証実験を開始

新潟市(成長産業支援課、市長:中原八一)とグローリー株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:三和元純、以下 グローリー)は、2022年1月15日(土)から2月28日(月)まで、顔認証決済サービス「BioPay(バイオペイ)」を活用した「手ぶら商店街」の実証実験を実施します。新潟県内において、顔認証を活用した「手ぶら商店街」の実証実験を行うのは初めての試みとなります。
本実証実験は、グローリーが新潟市の概念実証支援補助金事業(※1)に応募し採択されたものです。

認証イメージ

背景

新型コロナウィルス感染症の影響により消費者の行動や意識が大きく変容しました。特に、対面サービスを前提とする小売店や飲食店などにおいては、非対面・非接触対応のサービスが求められており、これらの対応は今後も継続すると予想されています。
こうした背景から新潟市では、ウィズ(ポスト)コロナを見据え、消費者ニーズ開拓や新たな顧客体験の創出を図るため、従来型の店舗運営からIoTやAIなどの先端技術を活用した「無人販売」に関する実証実験を行うなど、店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を推進しています。

実証実験の概要

グローリーの顔認証決済サービス「BioPay」の活用により消費者購買の動向変化や精算業務の効率化(無人化)などの検証を行います。また、商店街を利用するお客様には「BioPay」を体験していただくことにより、顔認証決済の利便性や安全性など新たな顧客体験を提供します。 顔認証決済サービス「BioPay」の使用方法については、専用サイトにスマートフォンなどでアクセスし、顔画像やクレジットカードなどの情報を登録します。登録後、「にいがた2㎞」(※2)を中心とした10店舗(※3)で飲食や買い物をした際に、店舗に設置されたタブレット端末で支払金額を入力し、「顔」をかざすだけで決済が完了します。 なお、本実証実験で使用する顔画像等の個人情報は全て、堅牢な暗号化技術で守られていますので、安心してご利用いただけます。

新潟市とグローリーは今回の実証実験を足掛かりとし、入退店管理や商品認識などの「完全無人店舗」の実現を目指します。また、将来的には顔情報を基に本人情報管理で市民が平等に民間サービスや行政サービスを受けられることも視野にいれております。

実証実験の流れ

実証実験の流れ
実証実験

グローリー株式会社について

グローリー株式会社は、認識・識別技術とメカトロ技術をコア技術に多様な決済手段をお客様に提供しており、さまざまなソリューションを世界100カ国以上の金融機関や流通店舗などに展開しています。これまで培ってきたコア技術のさらなる研鑽とオープンイノベーションの推進により、次代に求められる価値を創造し、社会の発展に貢献しています。

所在地 :兵庫県姫路市下手野1-3-1
代表者 :代表取締役社長 三和 元純
創業  :1918年3月
URL   :https://www.glory.co.jp

  • ※1
    新潟市の概念実証支援補助金事業:https://www.niigata-dxplatform.jp/event/1061
  • ※2
    「にいがた2㎞」とは、新潟駅、万代、古町をつなぐ約2kmの都心軸周辺エリアの呼称
  • ※3
    実証実験参加店舗:
    ・ちゃーしゅうや武蔵 万代店
    ・ちゃーしゅうや武蔵 笹口店
    ・麻婆会館 南笹口店
    ・コリアンダイニングぽちゃ。
    ・KOREAN FOOD AND COSMETICS ヨウビ
    ・&CAFE
    ・肉バル横丁 新潟駅前店
    ・CATHERINE
    ・新潟古町 藪蕎麦
    ・ヒッコリースリートラベラーズ(順不同)
    ※実施期間中に「BioPay」で決済すると、先着順で参加店舗にて特典サービスを付与
 
  • BioPayは、グローリー株式会社の登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

報道機関からのお問い合わせ先
  • 新潟市 成長産業支援課
    TEL (025)226-1694
 
  • グローリー株式会社
    経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。