2021年6月 2日
グローリー株式会社
商業施設のディベロッパーの精算業務の自動化・効率化を実現する「れぽこれ!」を発売
グローリーは、国内のショッピングモールなどの商業施設向けに、テナントの売上データをクラウド上で一元管理できるテナント精算業務システム「れぽこれ!」を新たに開発し、2021年6月1日より発売します。

背景
近年、多くのテナントを抱える商業施設を運営するディベロッパーにとって、精算業務の効率化、および慢性的な人材不足は喫緊の課題になっています。精算業務は毎日、決められた時刻までに入居するすべてのテナントの売上金の精算を正確、且つスピーディに処理を完了しなければなりません。精算すべき事項には、様々な種類の商品券やクレジットカードの売上なども含まれており、その処理は煩雑で担当者には一定の経験とスキルが必要になります。このような背景により、お客様からは人材不足を解消でき、誰でも簡単に精算業務へ従事できるソリューションが求められていました。
特長
手作業による精算データ入力、担当者のスキル依存を解消することで作業工数を約75%削減し、 事業運営や販促活動等への時間を創出します。
1. 精算レシートのデータ入力作業の負担を軽減
テナント担当者が、入金ルームに設置されたグローリー製ハイブリッド入金機に現金および商品券を入金し、テナント受付機にレジから出力された精算レシート(Zレシート)を読み取らせる(OCR※1)と、「れぽこれ!」に精算データがアップロードされます。翌日、ディベロッパー担当者はクラウド上にアップロードされた精算データを基に確認・修正し、精算業務を実施します。
2. 遠隔施設、複数施設の精算業務をセンターや本部で処理可能
クラウド上でデータを管理することにより、これまで各店舗で行っていた精算業務を、本部やセンター等の遠隔地に移行が可能となります。これにより、柔軟な人員配置による業務形態が実現でき、人材不足対策やBPO対策に寄与します。
3. 専用サーバーの設置が不要
精算データの処理作業は、グローリークラウドサービス(サービスコネクトセンター※2)のサーバーを介して行います。これにより、サーバーの設置、管理費用、場所ともに不要となり、初期投資の抑制が実現します。
4. 運用変更に伴うサポートサービス(オプション)
ディベロッパーのさらなる負荷軽減に向けて、テナント変更にともなう登録マスターデータの変更や精算レシートのフォーマット変更対応などの作業を請負うサービスもご用意しています。
グローリーは、次世代の店舗づくりや業務のさらなる効率化をサポートすることにより、お客さまが抱える課題を解決し、顧客の満足度向上に貢献して参ります。
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※1OCRは、Optical Character Reader(またはRecognition)の略で、画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する光学文字認識機能です。
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※2サービスコネクトセンターは、グローリーが決済、通信代行業に必要な許認可を取得し、運営している情報処理センターです。
運用イメージ

※「れぽこれ!」は、グローリー株式会社の登録商標です。
本件に関するお問い合わせ
- グローリー株式会社
- 国内カンパニー 営業本部 リテール営業統括部 決済・流通販売支援部
TEL (03)5207-3042
- グローリー株式会社
- 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL (079)294-6317
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