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ニュースリリース

リリース

2019年10月 3日

グローリー株式会社

ドイツ フィンテック企業 Cash Payment Solutions GmbHの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

当社は、2019年10月2日、“Barzahlen”または“viacash”のサービス名でオンライン現金決済プラットフォームを開発・提供するCash Payment Solutions GmbH(以下、CPS社)の発行済株式の53%を取得する契約を締結し、同社を子会社化することを決定しましたので、お知らせいたします。

1. 株式取得の目的

当社は、「長期ビジョン2028」に掲げる新たな事業ドメイン「通貨流通の新たな管理スキームの構築」の実現に向けたビジネスモデルへの投資を積極的に推進しています。

現在、世界各国でキャッシュレス決済が拡大している一つの要因として、現金のハンドリングコストが高いことが挙げられます。一方で、現金は依然として重要な支払い手段の一つであり続けています。当社は長年にわたり、様々な業種業態において現金処理の効率的な運用を目的に製品・ソリューションを提供してまいりました。今後は金融や流通の業種間の垣根を越え、社会全体で効率的な現金の流れを実現することで、現金のハンドリングコストをさらに圧縮することが出来ると考えております。

CPS社の事業モデルは、当社が掲げる「通貨流通の新たな管理スキームの構築」を具現化するものであり、また、当社が強みとする通貨処理ソリューションに新たな付加価値を創出し得るものと考えCPS社の株式取得を決定いたしました。

なお、本件株式取得の成立は、関係法令に基づく監督当局からの認可等が条件となります。

2. CPS社の事業

CPS社はドイツをはじめとする欧州において、流通小売店のレジを通じた総合的な現金決済プラットフォームを提供しています。

利用者は最寄りのスーパーやドラッグストア等で、CPS社が発行するバーコードを提示するだけで、銀行口座の入出金や電子商取引や公共料金の現金での支払いが出来ます。現在、本社を置くドイツにおいては、大手流通業者を中心に12,000店を超える店舗でCPS社のサービスが利用可能です。

また流通店舗にとっても、現金回収コストの削減、店舗への集客効果、手数料収入など多くのメリットがあります。一方、提携する銀行は、ATMや支店窓口よりも低コストで入出金サービスを提供することが出来、電子商取引業者は、現金での決済を好む顧客層を取り込むことが可能となります。

創業時より事業を牽引してきた現経営陣が、今後も卓越した経営手腕と熱意を持って、欧州を中心にさらなる事業成長とネットワークの拡大に注力する予定です。

3. CPS社の概要

(1)名称 Cash Payment Solutions GmbH
(Barzahlen / viacashのサービス名で事業展開)
(2)所在地 ドイツ ベルリン
(3)代表者の役職・氏名 Managing Director Sebastian Seifert
Managing Director Achim Bönsch
Managing Director Andreas Veller
(4)事業内容 オンライン現金決済プラットフォームの開発・提供
(5)設立年月 2011年8月1日
(6)ホームページ www.barzahlen.de

4. 日程

(1) 株式売買契約締結日  2019年10月2日
(2) 取引完了日      未定 (規制当局の法令上の認可等の取得後)

本件に関するお問い合わせ

報道機関からのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
  • 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317

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