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2019年6月 4日

グローリー株式会社

画像認識技術を、高齢化に伴う神経変性・認知症疾患診断へ応用

~ 順天堂大学で実施される産学連携共同研究に参画 ~

グローリー株式会社(以下 グローリー)は、順天堂大学が、キリンホールディングス株式会社、三菱UFJリース株式会社、日本生命保険相互会社、三菱UFJ信託銀行株式会社と共同で行う、高齢化に伴って発症するパーキンソン病や認知症などの神経変性・認知症疾患についての産学連携共同研究に参画します。

現在、日本では超高齢社会に突入し、パーキンソン病や認知症など、加齢に伴い発症率が増加する神経変性・認知性疾患が大きな社会的問題になると予想されています。例えば認知症の患者数は2025年に700万人に達し、65歳以上の5人に1人が認知症になるとされています。※1

グローリーは自社の画像認識技術を応用させ、顔画像から感情が読み取れる技術を2018年9月に開発しました。この度の共同研究において、グローリーの感情認識技術と日本IBMのAI(人工知能)及びデータ解析技術を研究開発に活用し、更なる技術開発を推し進めることで、顔の表情や話す言葉などから、疾患の早期発見や進行度合を診断できるシステムの構築を目指します。

また、在宅など遠隔診療の際に用いる患者用のタブレット端末のログイン認証には、グローリーの顔認証エンジンが採用され、患者の誤認によるトラブルを防ぎます。

グローリーは、この共同研究に参画することにより、高齢化社会に伴う神経変性・認知症疾患患者の増加抑制に寄与すると同時に、画像認識技術の活用分野の拡大を図り、広く社会に貢献してまいります。

 

※1 二宮 利治「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」, 2014年

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  • グローリー株式会社 経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317(直通)

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