ニュースリリース

グローリーは、自動車のナンバープレートの文字が不鮮明な画像であっても、高い精度で文字を読み取ることができる業界初 ^※1の「ナンバープレート文字鮮明化技術」を、ディープラーニングを使うことにより開発しました。

従来の技術によるナンバープレート文字の読み取りでは、０から９までの４桁の数字部分しか読み取ることができませんでした。

この度グローリーが開発した「ナンバープレート文字鮮明化技術」は、４桁の数字部分はもちろん地域名や分類番号、かな文字までを鮮明化し、読み取ることを可能としました。さらに、不鮮明で読み取りが難しい画像も、できる限り文字の候補を絞り込みます。
これにより、読取正解率が20％向上し（当社従来比較）、これまで特定が難しかった不鮮明なナンバープレートの画像を、捜査などに利用できる範囲が大幅に拡大します。

この技術は、今後ますます安心安全が求められる中、犯罪抑止効果が期待できる技術です。
また、全国の流通店舗や金融機関、病院、ホテル、公共施設のほか、各種人型ロボットなど幅広い市場で活躍するグローリーの顔認証システムと併せて提案することで、平和な世の中の実現に貢献できるものと確信しています。

今後も、あらゆるシーンでグローリーの画像認識技術が活躍できるよう、さらに研究を進めるとともに、さらなる新製品、新サービスを生み出してまいります。

※1 当社調べ。ナンバープレートのすべての文字を鮮明化する技術において

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。