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リリース

2025年3月26日

グローリー株式会社

競馬場の指定席エリアへの入場管理を顔認証で実現

~ 公営競技市場初、顔認証入場を実現 ~

グローリー株式会社(以下 グローリー)は日本中央競馬会様(以下 JRA)の6競馬場(※1)で2025年4月下旬より、顔認証を利用した指定席エリア通行管理業務を受託し、運用を開始します。

顔認証ゲートイメージ」

背景

近年JRAにおける競馬への総参加人員や売得金額は右肩上がりに成長し、今後もその人気は継続すると予想されます。また、コロナ禍の収束とともに、競馬場への来場者も増加しています。JRAでは競馬場でお客さまが快適にレースを楽しんでいただけるようさまざまなサービスを展開されています。その一環として、一部の指定席エリアへの入場について顔認証による自動検札を運用されることとなりました。
2023年から2024年にかけて実施した実証実験では、入場時の顔画像登録は平均約5秒でお客さま自身が簡潔に行え、また、入場時の顔認証は平均約1秒とスピーディーな認証を実現しました。再入場のピーク時には、1分間で約100名(※2)の認証を行い、お客さまに負担のないスムーズな入場を実現しました。
さらに、お客さまが帽子とマスクを着用した厳しい条件下でも、本人認証率99.5%の高い精度を示しており、当社の顔認証によるソリューションが有効であることを確認しています。

 

特長

1. 指定席エリアのお客さまの利便性向上

当日最初の入場時、登録端末にQRチケットを読込ませ顔を登録(※3)すると、その後は入場ゲートの認証端末に顔をかざすだけで入場できます。荷物等で両手がふさがっていてもQRチケットを準備することなく、「顔」だけで入退場が可能です。

 

2. 指定席エリア入場管理の集中監視による無人運用

ゲート通行時の通行監視の映像記録、モニタリング等、各入場ゲートのカメラ映像を1台のパソコンで集中管理できるため、入場管理業務を効率よく実施できます。

 

この度の顔認証によるソリューションはインターネットで購入したチケットに対応したものですが、当社の券売機と組み合わせた紙のチケットによる運用も可能です。
グローリーは、顔認証機能を用いたさまざまなソリューションを、現在国内1,000カ所以上のロケーションでお使いいただいております。今後もお客さまのニーズに合わせたカスタマイズ開発を継続し、安全安心な社会の実現に貢献してまいります。

 
登録端末・入場ゲートのイメージ
登録端末・入場ゲートのイメージ
 
  • ※1
    6競馬場は、札幌、函館、新潟、東京、京都、小倉(阪神は実証実験として実施)。
    各競馬場の一部指定席・フロアの実施となります。
  • ※2
    認証端末5台の場合。
  • ※3
    顔画像データは、指定席エリア通行時の本人認証のみに利用し、当日の競馬開催終了後速やかに全ての のデータを消去します。

本件に関するお問い合わせ

お客さまからのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
    国内カンパニー ビジネスイノベーション本部 商品企画統括部
    TEL (03)5207-3020
報道機関からのお問い合わせ先
  • グローリー株式会社
    経営戦略本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
    TEL (079)294-6317

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。