CSR

トップメッセージ

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新たな100年が始まりました グローリーは、安全・安心・確実な未来の実現に貢献してまいります
創業100周年を迎えて

国産初の硬貨計数機

2018年3月、おかげさまで当社は創業100周年を迎えました。これもひとえに、ステークホルダーの皆さまの長きにわたるご支援の賜物であると、心より感謝申しあげます。当社は、1918年に電球製造装置の修理工場として従業員7名で創業し、今では、グループ社員数約9,500名、世界20カ国以上に現地法人を設置し、100カ国以上のお客さまに向け多様なニーズにお応えする製品やソリューションを提供しております。
当社は創業以来、社会が求めるモノづくりと技術革新に挑み続けてまいりました。その一世紀にわたる歩みの中で現在の成長の礎となったのが、1950年に大蔵省(現 財務省)造幣局に納入した国産初の硬貨計数機です。その後、硬貨包装機や硬貨選別機、たばこ自販機、日送り装置付きコインロッカーなど国産初の製品を数多く世に送り出し、通貨処理機のパイオニアとしての地位を確立してまいりました。
今日に至るまで、通貨に関連する事業領域の中でさまざまなイノベーションを起こし、マーケットを拡大してまいりましたが、その根底にあるのは「絶えず世の中にない新しいもの、人の役に立つものをつくり続ける」という創業時より受け継いできた精神です。この精神は、企業理念に掲げる「求める心とみんなの力」に込められ、脈々と受け継がれております。

『長期ビジョン2028』を策定

2018年4月、次の100年を見据え、10年後のありたい姿として『長期ビジョン2028』“人と社会の「新たな信頼」を創造するリーディングカンパニーへ”を策定しました。これまで当社グループは、通貨処理という事業領域の中で、社会が安心して通貨を利用できる環境づくりに取り組んでまいりました。これからは、そのさらなる深化を図るとともに新たな事業領域に乗り出し、先人から受け継いだチャレンジ精神と通貨処理の枠を超えた先進の技術によって、以下の4つの事業領域で「新たな信頼」の創造を目指します。
● 決済の信頼:多様な決済手段の提供
● 通貨流通の信頼:通貨流通の新たな管理スキームの構築
● ロボットと人が協調した社会の信頼:自働化社会の推進
● 個人の信頼:個体認証事業の確立
当社グループは、これら4つの「新たな信頼」の実現に向け、既存のコア技術である「認識・識別技術」、「メカトロ技術」をさらに進化させるとともに、オープンイノベーションの推進により新たなテクノロジーを融合させることで、市場環境の変化に柔軟に対応し、顧客ニーズに応える製品やソリューションの提供に取り組んでまいります。
その第1ステップとして、2018年4月からの3カ年を計画期間とした『2020中期経営計画』をスタートさせました。本計画では、 “長期ビジョンの実現に向けた仕込み” の期間と位置づけ、「持続可能な事業運営の基盤づくり」、「社会課題解決に向けた協働の取り組み強化」、「成果に直結する生産性の向上と企業体質の強靭化」の3つを基本方針とし、新たな価値の創出に向けた取り組みを進めております。

持続可能な社会の実現に向けて
グローリー株式会社 代表取締役社長 尾上 広和

当社グループは、企業理念に基づいた経営を推進しており、社員一人ひとりの行動が理念の実現につながると考えております。理念の共有・浸透を図るため、企業理念や経営理念、企業行動指針などを掲載したハンドブック「私たちの指針」を8カ国語分用意し、グループ全社員に配付しております。また、2014年には、国連グローバル・コンパクトの「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野10原則が当社グループの企業行動指針と共通の価値観を持つことから、これに署名いたしました。
2015年9月には、国連サミットにおいて「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、17のゴールが示されました。私たちは、そのゴールと当社グループの強みを関連づけ、事業戦略に組み込んでいくことで、社会課題の解決に取り組んでまいります。
今後も、ステークホルダーの皆さまから信頼される企業グループとして、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2018年6月

代表取締役社長

尾上 広和