お客さまの安心・安全を守り、グローリーへの信頼を創造する。

PROFILE

フィールドエンジニア

白石寛太

2021年入社
工学部機械工学科卒業

入社後、フィールドエンジニアとして近畿支店技術課技術二係に配属。2022年4月より姫路営業所に異動。金融機関で利用されている自社製品の「修理」と保守契約に伴う「定期点検」を主な業務に、点検や修理に使用する部品の管理も担当している。

Q1. グローリーへの入社理由は？

機械いじりと接客が好き。設計よりも保守の仕事が向いてると思った。

昔から機械を分解したり組み立てたりすることが好きな一方で、一つの場所にじっとしているのが苦手。就職活動のなかでフィールドエンジニアという職種を知ったとき、直接お客さまを訪問して機械のメンテナンスを行うという働き方が自分にぴったりだと感じました。グローリーのことはバイト先につり銭機があったことから知っていたのですが、第一志望となったのは大学での合同説明会がきっかけです。ここでフィールドエンジニアの先輩から直接話を聞いたことで、働き方のイメージを持つことができました。またグローリーは通貨処理機でトップシェアを誇り、幅広い分野の製品を開発しています。この会社ならフィールドエンジニアとしてさまざまな機械に触れることができて面白いだろうと考えました。

Q2. 現在任されている仕事は？

定期点検や修理対応のほか、部品管理や予防保守活動も大切な仕事。

金融市場製品の保守業務を担当しており、お客さまの元へと訪問し、機械の安定稼働を目的とした定期点検やイレギュラー発生時の修理対応を行っています。また点検時や修理時に使用する部品の管理も担当。基本的には1日2～3件の定期点検に、時々修理対応が入るようなスケジュールなのですが、定期点検とはいえ部品は消耗品です。次回の点検までにエラーが発生する可能性が想定できれば早めに交換を行う必要があり、私たちフィールドエンジニアは常に100種類程度の部品を車に積んでいます。そのため部品管理も重要な仕事のひとつです。
またグローリーでは予防保守活動にも全社をあげて取り組んでおり、製品のエラー傾向の共有や対策を話し合う会議が定期的に行われています。会議に伴い姫路営業所でも、エラー情報を共有し、修理対応の具体的方法について話し合います。さまざまな考え方やアプローチがあるので、フィールドエンジニアとして非常に勉強になりますね。

Q3. グローリーの仕事ならではの
面白さを感じる部分

予想外のエラー対応が、自分の経験値を高めてくれること。

現場ではコミュニケーションから保守作業が始まります。機械のログデータだけでは分からないことも、お客さまとの会話がヒントとなる場面が少なくありません。毎日さまざまな現場でさまざまな機械のメンテナンスをするため、飽きることが全くなく、1日が早く過ぎるように感じています。
もちろん困難な現場があります。先日、出納システムの修理要請があり、紙幣が詰まるという状況から、故障箇所のあたりをつけて現場に向かったのですが、予想箇所には全く問題がありません。先輩に電話して相談し、原因をしらみ潰しに探しました。最終的にはお札を搬送するベルトの劣化が原因と分かったのですが、見た目では異常が分からず触ってみて初めて分かる劣化でしたので、解決した時の達成感はとても大きなものでした。

Q4. 今後の目標は？

現場での情報をフィードバックし、
新サービスの開発に貢献したい。

フィールドエンジニアとしてグローリーを引っ張っていく存在になりたいです。今はまだエラーが発生した際に、原因が分からず先輩に助けていただく場面も多々あります。まずは先輩のようにトラブル時でも落ち着いてお客さまの業務を優先し、臨機応変に対応できるようになりたいです。またフィールドエンジニアはあらゆる現場でお客さまの声を直接聞くことができるので、ゆくゆくは保守として機械の安定稼働に努めながらも、お客さまの使用状況や貴重な意見を参考に開発側にフィードバックし、新しいサービスや製品の開発にも貢献していきたいと思います。

SPECIAL QUESTION

グローリーの技術力でつくる未来

グローリーが取り組んでいる生体認証事業の顔認証システムを活用し、会社のセキュリティーゲートを顔パスで通ることができるようになると便利だと思います。またテーマパークや空港の入場ゲートを、素通りするだけでチケット購入者を判別できるようになれば、有人での確認手続きが不要となります。時短につながるだけでなく混雑も軽減され、よりスムーズに施設を利用できると思います。