STAFF INTERVIEW

Sota Okado

2019 JOINING

欧米そしてアジアや
新興国へのグローバルな
製品展開を支える。

PROFILE

電気設計

大加戸 颯汰

2019年入社
理工学部 電気電子工学科 卒業

入社時より海外カンパニー開発・品質保証本部 開発統括部 TCR開発部 エレキ設計グループに所属。部品の設計担当から経験を積み、3年目より海外向け銀行窓口用紙幣入出金システムの製品開発を担当。アジアへと販路を広げるグローリー基幹製品の生産を支える。

Q1. グローリーへの入社理由は?

イギリスの空港でグローリーの製品を発見。強いインパクトを受けた。

大学3年生の夏休みに、友達と初めての海外旅行に行きました。イギリスの空港に到着して両替所に行ったのですが、そこでグローリーの紙幣両替機が使われているのを目の当たりに。姫路出身なのでグローリーのことは知っていましたが、海外でも使われていることが衝撃で強い印象として残りました。就活では自動車メーカーも検討していたのですが、やはりイギリス旅行での体験から、グローバルな製品展開に魅力を感じてグローリーを第一志望に。学部卒なので知識面に不安はありましたが、インターンシップで人事部の方が「入社してから学べばいい。先輩が精一杯フォローして教えてくれるから」と後押ししてくださったことで、入社を決めることができました。

Q2. 現在任されている仕事は?

アジア圏に販路を広げるグローリー製品のバージョンアップを担当。

電気設計の担当者として、海外の金融業界向け製品を扱うTCR開発部で、銀行窓口用紙幣入出金システムの製品開発に取り組んできました。さらに5年目となる現在は、量産が決まった製品のバージョンアップを任されています。世界のどの国においても定期的に紙幣が変わり、それに伴い当社も新製品を開発するのですが、やはり初期はエラーが起こりやすいため、早急なバージョンアップは急務であり重要な仕事です。また海外は日本に比べ紙幣の状態が悪いこともあり、紙幣がくしゃくしゃの状態で入出金機内で詰まったり、埃が溜まったりしやすいという課題もあります。私は海外の工場からの報告をもとに、モーターを回すタイミングを調整したり、静電気の影響がないような回路構成に変更するなどして、エラー解消に努めています。今や当社の製品は、欧米からアジア圏まで大きく販路を広げています。取引先国が増えるほど想定外のトラブルも起こりがちですが、仕様の見直しも行いながら、出荷する製品がより良いものになるようバージョンアップに取り組んでいます。

Q3. 印象に残っているエピソード

国内市場に足を運び、開発現場では気づきにくい知見を手に入れた。

入社3年目に、国内市場のつり銭機の改造応援に参加したことが大きく印象に残っています。流通市場で稼働している製品のバージョンアップが目的の作業だったのですが、普段は社内で開発中の金融向け製品ばかりに触れていたので、流通向け製品が実際に使用されている現場を知る良い機会になりました。スーパーからホームセンターの園芸コーナーまでさまざまな現場に足を運んだのですが、熱や砂埃が溜まりやすい場所に設置されているつり銭機も多く、想定以上に現場はハードだなと実感しましたね。それからは開発時に行う試験評価にも、より真摯に取り組むように。試験評価では埃の中での動作試験も行うのですが、「動くから問題なし」と安易に判断するのではなく、埃が溜まりそうな場所までくまなく目を光らせるようになりました。

Q4. 今後の目標は?

グローリーが展開する、次世代製品の電気設計を担当していきたい。

現在は金融向けのBtoB製品を担当しているので、今後は新分野にも挑戦して、一般のお客さまにも多く利用いただける製品やサービスの開発に携わっていければと考えています。実は現在、研究部門と合同で、新しい決済方法のソリューション開発に取り組んでいるのですが、いつもとは違う挑戦が面白いですね。
またグローリーは、各部門でそれぞれ新しい製品やサービスを企画しています。それらが実際に開発段階に至れば、ハードウェアの設計は私たち電気設計の仕事になります。近い未来、先進的なさまざまな製品開発に携われるだろうことに、とてもワクワクしています。

SPECIAL QUESTION

グローリーの技術力でつくる未来

現金の識別技術をもとに、グローリーでは顔認証技術をはじめ新しい技術開発に力を入れています。すでに高齢者の転倒検知システムの開発が実装されていることもあり、今後はセキュリティー警備や介助・介護ロボットなどの開発もできるようになるでしょう。漫画に出てくるようなロボットを作るのはグローリー。そんな未来になると面白いかもしれませんね。

オフの日はこんな風に過ごしてます!

車の運転が好きなので、休日は友人とたわいもない会話をしながらドライブすることが多いです。大抵どこかへ行くと車が汚れてしまうのですが、真冬でも水浸しになりながら愛車の洗車をして満足感に浸る、一人の時間も結構気に入っています。

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