STAFF INTERVIEW

Lina Ma

2017 JOINING

ダイバーシティな環境で、
海外向け製品のソフトを
開発。

PROFILE

システムエンジニア(海外)

馬 麗娜

2017年入社
総合基礎科学専攻 修了

中国出身。母国でコンピュータサイエンスを学び交換留学制度を活用し来日。ITベンダーのSEとして約10年活躍したのち、グローリーの海外カンパニー・流通システム開発部に転職。2020年よりシステム設計グループのマネージャーとして活躍している。

Q1. グローリーへの入社理由は?

国籍や性別に関係なく、キャリアを活かせる会社だと感じたこと。

前職では、自動車や船舶メーカーにCADデータ管理システムを提供するITベンダーで、システムの設計・開発に携わっていました。自ずと工場や造船所を訪問することが多く、現場の皆さんによくしていただくうちに、外部サポートではなく、現場でのモノづくりに参画したいという想いが強くなりました。
グローリーを知ったのは転職支援サイトからのスカウトメールがきっかけですが、日常的に利用しているスーパーのつり銭機などを製造している会社だと知り興味を持ちました。また当社はハードだけでなく、ソフトで動くユーザーインターフェースも手掛けています。SEとしての長年のキャリアが活かせると予感しましたし、実際に配属された海外カンパニーは多国籍で女性の活躍も多い職場。まさに私にぴったりはまって、忙しくも楽しい日々を過ごしています。

Q2. 現在任されている仕事は?

海外の流通・小売市場向け現金管理ソリューションのソフトを開発。

海外の流通・小売市場向け通貨処理機を制御するソリューション「CASHINFINITYTM(CI)シリーズ」の、設計・開発業務に携わっています。入社3年目でグループマネージャーに抜擢いただき、現在はプロジェクトを管理しながらチームメンバーを指導。グローリーではここ数年で次世代製品を相次いでリリースしており、そのソフトウェア開発が私のグループの主な仕事です。
また当社は世界100カ国以上に製品を展開しているため、基幹製品をリリースした後も、国ごとにカスタマイズした製品を開発しなければなりません。さまざまな通貨を管理できる製品を求める国もあれば、紙幣の額面が億や兆など桁外れな国もあり、各国の事情に応じたさまざまな要望をソフトで制御する必要があります。世界的にキャッシュレスが進んでいるとはいえ、コロナ禍の影響もあり、セルフレジをはじめ当社が得意とする通貨処理製品の社会的ニーズはまだまだ高いと実感しています。これからもチームメンバーと共に学び・成長することにより、会社と社会に貢献したいと考えています。

Q3. 入社して改めて感じている
グローリーの魅力

新卒・中途に関係なく昇進やプロジェクトへの門戸が開かれている。

グローリーでは国籍や性別、新卒・中途に関係なく才能と能力を重視し、すべての従業員に昇進やプロジェクトへの参加において、フェアなアプローチを採用しています。私も入社してまもなく幹部候補生に向けた勉強会に招かれ、経営のイロハを指導いただく機会を得ました。この勉強会の同期8名は、今や全員が管理職やリーダーとして活躍していますね。
また当社は女性のリーダーシップを奨励しています。実際、私がマネジメントするグループは女性スタッフの方が多いですし、所属するシステム開発統括部にも私以外の女性管理職が活躍しています。部署にもよりますが基本的に当社は勤務制度がフレキシブルですし、社内保育所をはじめとする育児支援も充実。ワークライフバランスを実現しやすい職場環境だと感じています。

Q4. 今後の目標は?

未来の金融システムに貢献できる新事業の立ち上げに参画したい。

グローリーでは現在、新規事業を育てていくという大きな方針を掲げています。当社はこれまで現金決済の領域において、お客さまと社会に安全と安心を提供してきました。そこで蓄積してきたビジネスノウハウは、キャッシュレス化が進む未来社会においても、幅広く活用できるはずですし、既に社内のさまざまな部署で次世代ビジネスが検討されています。私もまずは今の役目をきちんとまっとうした上で、長期持続可能な新事業の立ち上げに参画したいと考えていますし、私のチームはソフトやソリューション開発グループですので、動き出すのは早いと予感しています。

SPECIAL QUESTION

グローリーの技術力でつくる未来

各国中央銀行がデジタル通貨の普及を進めている状況下で、新たなビジネス展望が広がっています。グローリーが通貨処理機分野で培った技術力や運用ノウハウは、デジタル通貨の発行や処理に必要なセキュリティー、信頼性、効率性を保証する、サイバー環境でのソリューションの構築を可能にするでしょう。グローリーの新しいビジネスモデルで、未来の金融システムに貢献したいですね。

オフの日はこんな風に過ごしてます!

二人の子供たちの成長を見守り、彼らとの特別な瞬間を共有する機会を大切にしています。写真は雲海で有名な竹田城に家族で行ったときのものです。また勉強が趣味でもあり、神戸大学の社会人向けMBAプログラムを受講。学んだ経営管理スキルを職場で活かしています。

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