クリニックに最適なPOSレジとは?
選定のポイントと注意点
COLUMN

2026.01.14

クリニックに最適なPOSレジとは?選定のポイントと注意点 クリニックの開業準備や日々の運営の中で、「会計ミスを減らし、業務効率を高めたい」「患者様へのサービスの質を向上させたい」などの課題を抱えている経営者の方は多いでしょう。こうした課題の解決に役立つのが、クリニック向けPOSレジの導入です。
この記事では、クリニックにPOSレジを導入するメリットや注意点、導入時に押さえるべき選定ポイント、費用の相場について解説します。
「クリニック開業に向けて、POSレジを導入すべきか悩んでいる」「自院に適したPOSレジの選び方がわからない」といった方はぜひ本記事をご覧ください。

目次

POSレジの基礎知識

POSレジの定義や基本的な仕組み、クリニックや病院の現状におけるPOSレジの必要性について解説します。

そもそもPOSレジとは?

POSレジとは、「Point of Sale(販売時点情報管理)レジ」の略称で、商品やサービスの売上データをリアルタイムで記録し、管理する機能を搭載しているレジです。
商品やサービスのバーコードを読み取ったタイミングで、「いつ」「どこで」「何を」「いくらで」購入したという情報を、システム内へと自動的に収集します。
記録されたデータは、システム上で一元管理できるため、リアルタイムで在庫管理や売上分析が可能になり、マーケティング施策にも活用できます。
一方、従来のレジスターは、金額の入力とつり銭の計算を手動で行う「会計」のみを行う機器です。データ分析ができないため、経営戦略に活用しにくいことから、最近では業種・規模を問わずPOSレジを導入する企業が増えています。

クリニックや医療機関で必要とされる理由

クリニックや医療機関で必要とされる大きな理由には、以下のような「医療業界特有の会計業務の複雑さ」が挙げられます。
● 保険診療・自由診療・物販などの複雑な計算方法が混在する
● 支払猶予・分割対応などを含む未収金管理が煩雑
● カルテ情報とレセプト内容の確認作業が必要

クリニックや病院における会計業務は、単なる「レジ打ち」ではありません。診療記録の確認・管理や未収金の管理など、さまざまな業務が含まれています。これらの計算や確認をすべて手作業で行うのは手間がかかり、会計ミスが発生した場合には患者様からの信頼を損なう恐れもあります。
このような背景から、現在では多くのクリニックや医療機関で「手作業による会計」から「POSレジによる自動化された会計」へと移行が進んでいます。POSレジによる会計業務の自動化は、計算や確認作業の効率化だけでなく、誤操作の防止に役立ち、患者様へのサービス向上も期待できます。

クリニックでPOSレジを導入するメリット

クリニックでPOSレジを導入するメリットを解説します。

メリット1:患者様満足度の向上で選ばれるクリニックへ

最近では、診療自体の質や内容だけでなく、受付から会計までの一連の流れにおける快適さも重視される傾向にあります。POSレジを導入することで、以下のような点で患者様満足度の向上が期待できます。

多様な決済方法への対応
現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などの幅広い決済手段に対応できるPOSレジが増えています。
患者様が自分に合った支払い方法を自由に選べるようになり、利便性が大幅に向上します。

物販など保険診療外の支払いにも対応
POSレジでは、診療費と保険診療外の支払いを同時に精算できるため、患者様の支払いの手間が軽減し、スムーズな対応が可能になります。

信頼性の向上
POSレジによる会計の自動化により、支払い時に正確な金額が表示・記録されることで、会計時の不明点や金銭トラブルのリスクが軽減されます。
患者様の信頼が高まり、「安心して通えるクリニック・病院」という印象につながります。

メリット2:正確な金銭管理で未収金リスクと会計ミスを防止

POSレジを導入することで、以下のようなリスクや会計ミスを防止し、金銭管理を正確に実施できます。

誤操作の防止
クリニック向けのPOSレジには、診療内容や保険区分などの情報を反映し、料金を自動計算する機能が搭載されています。
スタッフによる手作業での入力・計算がなくなるため、誤操作発生を大幅に低減できます。

未収金の管理
クリニック向けのPOSレジには、未収金情報を管理する機能が搭載されており、回収状況をいつでも確認できます。
未収金の請求ミスや二重請求・回収忘れの防止につながり、スタッフの事務負担や損失発生のリスクを軽減します。

POSレジ導入前に知っておきたい注意点

POSレジ導入には多くのメリットがある一方、事前に把握しておきたい注意点も存在します。コスト・設置・運用面において具体的な注意点を解説します。

【コスト】導入・運用に費用がかかる

POSレジの導入には、レジ本体や周辺機器などの購入にかかる「初期費用」と、月々のシステム利用料などにかかる「運用費用(ランニングコスト)」がかかります。
すべての費用を含めると、機種や機能によっては数十万~数百万円程度かかる可能性があります。
一見すると高額に感じられますが、業務効率化や受付スタッフの人件費削減、未収金回収率の改善などの効果が期待でき、長期的にはコスト以上の価値が得られる可能性があります。
費用対効果をしっかりとシミュレーションし、導入の判断を行うことが重要です。

【設置】受付スペースの確保が必要

POSレジを導入する際には、機器本体やレシートプリンターなどの周辺機器を設置するためのスペースが必要になります。導入予定の機器のサイズをあらかじめ確認し、受付カウンターに十分なスペースがあるかどうかを測定しておくことが大切です。
受付スペースが限られている場合には、省スペースで使用できるコンパクトモデルを選ぶことも選択肢の一つです。

【運用】スタッフ教育とシステムトラブルへの備えが必要

POSレジを導入後、スムーズに運用するためには、「スタッフへの教育体制」と「システムトラブルへの対応体制」の整備が欠かせません。

スタッフへの教育体制
POSレジの操作に慣れてもらうには、一定の教育・トレーニング期間が必要です。
マニュアルや操作ガイドなどを準備しておくと安心です。

システムトラブルへの対応体制
ネットワーク障害やシステムエラーが発生すると、正常に動作しなくなる可能性があります。
トラブル発生時の対応について、事前にマニュアルに規定し、スタッフに周知しましょう。

POSレジを選定する際は、「直感的に操作できるUI設計か」「導入前の取り扱いレクチャーがあるか」「トラブル時にすぐ対応してもらえる保守サービスがあるか」といった点を確認し、信頼できるメーカーを選ぶことも大切です。

クリニックに合ったPOSレジ選びのポイント

POSレジを導入する際、価格や機能だけでなく、業務フローや患者様の属性に応じたPOSレジを選ぶことが重要です。以下に、クリニックに合ったPOSレジ選びのポイントを紹介します。

レセコン・電子カルテとスムーズに連携できるか

レセコンとはレセプトコンピューターの略称で、診療報酬明細書(レセプト)を自動で作成するコンピューターシステムです。
POSレジを選ぶ際、「既に自院で導入している」または「将来、導入を予定している」レセコンや電子カルテとの連携性は、最も重要なポイントになります。
レセコンや電子カルテと連携することで、診療情報をPOSレジに自動的に共有でき、診療費の算出ミスを防ぐとともに、業務の効率化にもつながります。

【確認したいポイント】
● 現在使用している、または導入予定のレセコン・電子カルテと連携可能か
● 主要なメーカーとの豊富な連携実績があるPOSレジか

スタッフや患者様にとって使いやすいか

POSレジは、受付スタッフだけでなく患者様も操作する可能性があるため、操作性や視認性の高さが求められ、文字やボタンの見やすさにも配慮が必要です。

【確認したいポイント】
● スタッフが直感的に操作できる、シンプルでわかりやすいUI設計か
● 操作に不慣れな方でも迷わず操作できる大きな文字やボタンか

万一のトラブルにも迅速に対応してもらえるか

POSレジにトラブルが発生すると、会計業務が行えなくなり、クリニック運営に支障をきたす可能性があります。万一のトラブルにも、手厚く対応してもらえるサポート体制かどうかは、POSレジ選びにおいて重要な判断材料の一つです。

【確認したいポイント】
● サポート受付時間(365日対応)
● 技術者による駆けつけ対応は可能か(可能な場合、所要時間の目安)
● 機器の定期的な点検サービスはあるか

支払い方法の柔軟性や、機能の拡張性はあるか

支払い方法の多様化に伴い、クリニックや病院においても現金以外の決済手段への対応が求められています。また、将来的なニーズに対応できる拡張性も把握することが重要です。

【確認したいポイント】
● クレジットカード、電子マネー、QRコード決済が可能か
● システムのアップデートは行われるか
● 機能追加の拡張性はあるか

限られたスペースに無理なく設置できるか

クリニックや病院の受付スペースは限られていることが多いため、余裕をもってPOSレジを設置できるかどうかも選定のポイントになります。
例えば、カウンター上の小物の配置や電源周りの状況などにも配慮する必要があります。

【確認したいポイント】
● 受付スペースの寸法に合うサイズか
● 機器設置後の動線や視界を妨げないか
● コンパクトモデルや一体型モデルの有無

POSレジ導入の費用の目安

POSレジの導入には、「初期費用」と「運用費(ランニングコスト)」がかかります。機種や機能、クリニックの規模などによって差はありますが、以下に、一般的な費用相場をまとめました。

内容 費用相場
初期費用 POSレジ本体、レシートプリンター、バーコードリーダー、ネットワーク機器など 無料~200万円
運用費 クラウド利用料、保守サービス費、ソフトウェア更新料など 約1万~10万円/月

高機能なモデルや自動つり銭機を導入する場合、初期費用(機器購入費)が高額になることもあります。費用の目安を把握するには、複数メーカーから見積を取り、内容を比較検討することが有効です。
また、POSレジを導入する際は、業務効率の向上や人件費の削減といった費用対効果にも注目することが大切です。初期費用はかかりますが、長期的なメリットを考慮してPOSレジを選ぶことで、クリニック運営の改善につながります。

多くのクリニックに選ばれるPOSレジ「REGIX」とは

REGIX 製品画像

クリニック向けPOSレジ「REGIX」は、会計業務の効率化と患者様の利便性を両立できるクラウド型POSレジです。
レセコンや電子カルテとの連携はもちろん、クレジットカード・QRコード・電子マネーなど多彩な決済手段に柔軟に対応可能です。また省スペース設計で、受付スペースの限られたクリニックにも最適です。

【サポート体制】

● 364日対応のヘルプデスク完備(元旦除く9時~17時30分)
● 全国対応の故障時の出張保守サービス対応
● つり銭機の無償定期点検(年1回)
● 導入時の初期設定、機器設置、取り扱いレクチャーの実施

【費用】

項目 内容
初期費用 機器本体+5年間の保守プランがセットで
0円
月額費用 サービス内容に応じた定額制サブスクリプションプラン
ベーシックプラン:30,000/月(税別)
ライトプラン:27,000/月(税別)
※各種オプションプランを除く
支払い方法 月額払い
契約期間 5年間

多くの医療機関で導入されている実績があるPOSレジを、「安心のサポート体制」と「わかりやすいサブスクリプションプラン」でご利用いただけます。
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まとめ

この記事では、クリニックや病院に最適なPOSレジの選び方や導入時の注意点、費用相場について解説しました。

● POSレジを導入することで、医療業界特有の複雑な会計業務を自動化できる
● 自院に合ったPOSレジを選ぶには、レセコンや電子カルテとの連携可否や使いやすさを確認
● 数十万円~数百万円の費用がかかる場合もあるが、長期的な費用対効果を検討

POSレジは、単なる会計システムではなく、クリニックの運営を支える基盤となるシステムです。自院の業務フローやスタッフ、患者様に合ったPOSレジを選び、より質の高いクリニック運営につなげましょう。

高額な初期投資にお悩みのクリニック経営者の方は、初期費用がかからずサブスクリプションで始められるPOSレジ「REGIX」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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