導入事例 魚よし商店様(東京都)
キャッシュレス対応や業務の効率化などの導入メリットも感じており、大変満足しています。
東京都文京区本郷四丁目にお店を構える有限会社魚よし商店様は2024年で創業102年を迎える老舗の鮮魚店。 樋口一葉など文豪が暮らしていた菊坂にあり、町の鮮魚店とは一線を画し綺麗な店舗の中に木目で覆われたショーケースとレジ台が並ぶ一見おしゃれなカフェのような作り。 奥の調理場から笑顔で店主の長谷川様が「ご希望があれば言ってくださいね!」と声を掛け、お客様の希望を聞いて商品を提案する地域密着型の鮮魚店です。 お客様との対話・コミュニケーションを大切にしているという店主の長谷川様に、REGIXを導入いただいたきっかけや、導入後の感想を伺いました。
お客様との対話を重要視したい。それが実現できるのがREGIXだった。
REGIX導入前のレジ形態と運用方法を教えてください
当店はスーパーマーケットのようにパックに入った鮮魚をお客様に選んでいただくのではなく、お客様との対話をもとに、希望に沿った鮮魚を提案し調理のしやすいように加工し、提供しています。
REGIX導入前はPOSレジは使っておらず、商品登録をして料金をお客様からいただき、レジに入れてからつり銭をお客様に手渡しする「有人対応レジ運用」でした。
以前は現金決済が大半でしたが、キャッシュレス決済の普及に伴い、それ用の決済端末を色々と追加してきました。そのため、レジ周りがゴチャゴチャしていることに悩んでいました。
また、1日の締め作業においても、現金・クレジット・QRなど各決済の連携が取れていないため、一つ一つ手集計で計算を行っており、違算金が発生しない場合でも締め作業に30分は掛かっていました。
セミセルフレジに興味を持たれた理由を教えてください
現状のレジで課題を感じながらも運用はできていました。
しかし、創業100年を超え店舗のリニューアルを計画することになったので、会計業務についても当店に相応しいレジ運用はどのようなものなのか、どのような機能が必要なのか、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店など、日常生活を通して視察・検討をしました。
そんな中で興味を惹かれたのは、コンビニエンスストアで導入されていた「セミセルフレジ」でした。
当店は量り売りなどもあり、商品にバーコードを貼り付けることができないので金額登録は店側が行う必要があります。フルセルフレジでの運用はできません。金額登録は店が対応、決済はお客様自身で行う運用ができれば、リニューアル計画で思い描いていた店舗づくりができると感じ、セミセルフレジの導入を検討するようになりました。
街でよく見かけるグローリーのつり銭機
セミセルフレジを検討するようになってからは、Webサイトを検索したり、店舗視察などをしました。その中で、色々な店舗で利用されているグローリー製の自動つり銭機を知りました。
また、ご担当いただいてる信用金庫さんにも聞いてみたところ、その信用金庫でもグローリー製の製品を使っていると聞きました。
銀行でも使われている製品を造っており、かつ生活の中でこんなに普及していることを考えると、信頼できる製品だと感じグローリーのWebサイトを検索しました。思い描いていたコンビニエンスストアのセミセルフレジがあり、キャッシュレス決済にも対応している製品でした。
REGIXのWebサイトから問い合わせをさせていただき、展示会・ショールームで実機を見せていただきましたが、この製品であれば、私が大事にしているお客様とのコミュニケーションを図りながら、スムーズな商品提供が実現できると感じ、導入を決定しました。
現在は、こだわって作ったショーケースを挟んで、お客様と対話しながら商品を提供しています。
ご年配の方でセミセルフレジの操作にお困りになる方もいらっしゃいますが、操作方法を説明すると次回以降はすんなり使っていただいています。
導入後は締め作業の簡略化など、使ってみて感じるメリットも
コミュニケーションの質を落とすことなく、会計時間を短縮
事前にREGIXの設置寸法図をもらい、それに合わせてカウンターを作ったので、ショーケースと一体となった非常にスッキリとしたイメージ通りのレジカウンターにすることができました。
また、スタッフの操作画面も当店の運用に合うように簡単にオリジナル画面を作成することができました。
選択を行うだけで商品登録が行え、画面も大きく見やすいので押し間違えることもなく操作ができます。
行政が支援している補助金でお客様の会計にも還元できることなり、値引きなどの臨時の設定も、すぐにスタッフ自身で対応することができました。
セミセルフ運用で会計待ちも改善
以前は、手計数のレジ・キャッシャーを使用しており、お客様との会計のやり取りで時間がかかっていました。
お待ちしている間に会話ができて良いのですが、どうしても次の作業が遅れてしまい、お客様が続くと会計をお待たせしてしまうこともありました。
REGIXを導入してからは、お客様が支払いをしている間に、お客様と会話しながら商品の袋詰めなどの作業ができるので、コミュニケーションの質を落とすことなく会計時間を短縮することができました。
売上金の締め作業が大幅に効率化
REGIXの導入前は手計算で「現金」「クレジットカード」「QRコード」など各種決済の集計作業を行っていました。
違算が出なかった場合でも30分程の会計締め作業が発生していました。
さらに、各種決済が連動していないので、それぞれの集計をまとめる作業がありとても手間がかかっていました。妻にも作業を協力してもらいながら苦労して対応していました。
REGIXは自動つり銭機が全ての入出金を自動で行ってくれるので、まず現金誤差が発生することがありません。計数処理は、調理場の清掃などを行っている間に気づいたら終わっています。今まで30分以上掛かっていた作業が5分も掛からず、かつ違算金が発生することなく完了するので大変助かっています。
キャッシュレス対応による販売機会損失を防ぐ
年代によって偏りはありますが、当店にいらっしゃるお客様の6割が現金決済、4割の方がキャッシュレス決済を行っています。
キャッシュレス決済ができることが分かると、現金をやめてキャッシュレス決済を選択するシーンも多く見かけます。
キャッシュレスの決済方法は生活の中に普及しているので、操作方法を説明することなくご利用いただいています。
現金・キャッシュレス両方の決済をお客様自身で自由に選択できることで、販売の機会損失がなくなったと感じています。
商店街の方が視察に来ることも
リニューアルに伴い当店がセミセルフレジを導入したことを聞きつけ、同じ商店街の方や同業他社さんが視察にいらっしゃることもあり、その際は、率直にREGIXを使った感想を伝えています。
決してい安い買い物ではないですが月々の定額費用の中に保守費用も含まれており安心ですし、何より製品に対する安心感がありますのでお勧めをさせていただいています。
来たい・住みたいと思ってもらいたい街づくり
この街に長く暮らしてきた私達だからできることがある
街ing本郷(まっちんぐほんごう)というNPO法人の代表理事をやっています。
街ing本郷は、本郷に店を構える店主によって設立された、街づくり及び地域経済の発展に寄与することを目的としたNPO法人です。
この街に長く暮らしてきた私たちだからできることがある。それぞれが「できること」を持ち寄り、それをつなげてカタチにして、地域の活性化を目指しています。商店が単独で頑張っていても、街全体に元気がないと意味がない。住んでみたい・来てみたいという人が増えれば結果的に当店もにぎわうと思い活動をしています。
当店ではフードロス食材を使った料理を「こども食堂」および「シニア食堂」へ提供しています。
今まで利用されず廃棄していた食材が社会に役立つことで、マイナスの出来事がプラスになり、サステナブル社会の一助になれて嬉しく思っています。
NPO法人 街ing本郷のWebサイト
昔ながらの魚屋の良さを残し、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。その私達の大切な想いを実現させるのにマッチしていたのがREGIXでした。さらにキャッシュレス対応や業務の効率化などの導入メリットも感じており、大変満足しています。
文京区本郷で三代目続く信頼と責任―地域に安全安心の食を届けます。
店主自ら豊洲市場に出向き、この目で確かめ、今が旬の魚を仕入れます。対面販売を基本とし、お客様と対話の中から、その日その時に似合うお魚をオススメします。食を通じて、皆様に笑顔が届けたいと考えております。ご来店をお待ちしております。
ユーザー名 | 有限会社 魚よし商店 |
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所在地 | 東京都文京区本郷4-36-5 |
連絡先 | TEL:03-3811-2256 |
WEBサイト | https://www.hongo45.com/uoyoshi |