医療DXを“一気通貫”で実現する「MEDISMA」
セミセルフレジによる会計業務改革

株式会社HERO innovation
  • 業種パートナー
  • 導入機器N300シリーズ/R08シリーズ
  • 導入台数約200台 ※2026年3月時点
  • 運用有人対応/セミセルフ
課題
目的
・つり銭の取り間違いなど違算金の発生
・売上締め作業などの業務負担
・会計待ち時間による患者満足度の低下
・人手不足による受付業務の省人化への対応
・限られた設置スペースに設置
・導入後のアフターサポートに不安 
導入
効果
・現金管理の厳正化の実現
・売上締め作業の大幅な効率化
・会計待ち時間の短縮
・セミセルフ運用でサービス品質を落とさず対応
・コンパクトで限られたスペースに設置可能 
・全国の拠点を活用した安心のアフターサポート
導入製品:N300シリーズ/R08シリーズ

導入製品:N300シリーズ/R08シリーズ

「医療をもっとスマートに」


株式会社HERO innovation様は、2013年の創業以来、WEB制作、集患支援、予約・問診、決済・精算システムまでを一気通貫で提供し、医療機関の経営・運営を支援してきました。
サービスの累計導入件数は1万件(2025年3月末時点)を超え、クリニック向け事業領域におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

同社が2023年より推進している「MEDISMA構想(メディカルスマート)」は、単なるシステム販売にとどまらず、医療を支える社会インフラとして、患者体験とクリニック経営を統合的に最適化することを目的としたものです。サービス単体ごとではなく、一つのサービス・ブランドとして体系的に再設計された点が特徴です。
 

本記事では、その中核領域である「会計・決済」にフォーカスし、MEDISMA企画部/MEDISMA DXサポート部 部長の原様に取り組みと背景について伺いました。
 

“クリニックは現金決済比率6割” 自動つり銭機で会計業務を支援

株式会社HERO innovation
MEDISMA企画部/MEDISMA DXサポート部 部長 原様

当社のお客様である医療業界は、他業界と比べてキャッシュレス化が比較的緩やかに進んできた分野です。現在も支払い方法の6割が現金※とされ、現金管理や売上金の締め作業などの業務負担、更に患者さんの会計待ち時間といった課題が日常的に発生しています。

当社は、将来的にキャッシュレス決済およびオンライン決済(非対面)を中心に、会計業務および会計待ち時間を限りなくゼロに近づける世界の実現を目指しています。
一方で、現状の医療現場では現金比率が依然として高いのが実態です。

そのため当社では、現金を取り扱う業務負担を直接的に軽減・削減でき、医療スタッフや患者さんのITリテラシーに依存せず簡単に導入でき、すぐに効果を実感いただけるサービスとして、セミセルフレジ「MEDISMAレジ」を2024年より販売しております。

特に新規開業される先生方から多くのお問い合わせをいただいており、MEDISMAシリーズのトータルソリューションの一端として、院内の内装・設置場所や動線の提案も行えることが強みとなり、新規導入の8割が新規開業のクリニックです。
一方で、開業済みのクリニックへの導入も2025年から増えており、つり銭機のニーズが業界全体で高いことを感じています。

※HERO innovation様調べ

POSレジ開発において自動つり銭機に求めた要件

採用の決め手は「総合力・実績・安心感」

 複数のつり銭機メーカーを比較検討した結果、HERO innovationが選定したのがグローリーの自動つり銭機でした。
多くの業界で採用され・稼働している実績はもちろんのこと、評価したポイントは主に次の3点です。
 1.出金速度の速さ
 2.コンパクトなサイズ感(複数のシステムが混在する受付空間に収まる)
 3.全国対応の保守サポート体制

クリニックは、一次医療(かかりつけ医)として社会インフラの一部を担っています。だからこそ、「止まらないこと、安心して使い続けられること」が、何より重要な選定基準でした。

特に、「つり銭機R08シリーズ」は患者さんご自身が入出金を行うセミセルフ運用に適した機能を多く有しており、ご導入いただいたお客様からも高評価です。
クリニックの受付業務では、会計の他にも処方箋(せん)のお渡しや次回予約の取得など、患者さんと直接的な会話でのコミュニケーションが多いため、セミセルフ運用により応対品質やホスピタリティを維持したまま業務効率化を実現できることが、高評価をいただいている理由となっていると感じています。

導入に際しては、営業担当者が受付カウンターの設計や配置などをお客様とイメージを合わせながら導入をご支援しており、利用開始前には専任インストラクターがレクチャー(使い方のご説明会)を丁寧に行うことで安心を提供しております。
MEDISMAレジを説明する原様

初めてのハードウェア連携でも、スムーズに進んだ開発

 
POSレジとつり銭機の接続開発は、設計・検証を含めて4~5カ月で完了しました。

これまでソフトウェアやクラウドサービスを展開していた当社がハードウェア(機械製品)を本格的に扱うのは初めての挑戦でしたが、グローリーから提供されたAPI仕様やドキュメントは整理されており、基本的な実装をスムーズに進めることができました。
実装に際して、細かな挙動やエッジケースについては、実際に検証しながら理解を深める必要がある部分もありましたが、一般的な外部連携でも想定される範囲と認識しています。
稼働の評価テストにおいても致命的なエラーは少なく、エラー発生時には再試行や適切な対処によって吸収可能な範囲に収まっています。そのため実運用において大きな支障はなく、高い稼働率を期待できると評価しました。

全体を通して問い合わせへのレスポンスが迅速で、技術的な不明点を解消しながら進められた点が印象的でした。

HERO×グローリー協力体制による手厚いサポートと
迅速なエスカレーション

 
導入後の運用においても「ソフトウェアはHERO innovation、ハードウェアはグローリー」と役割分担が明確で、つり銭機本体のグローリーのサポート体制については、お客様からも非常に好評をいただいています。

また、つり銭機の供給面では、当社はこれまで機械製品を扱ったことがなかったため、在庫の置き場等に苦慮する場面もありますが、発注・仕入れについて担当者と細かくすり合わせを行える点が大きな助けになっています。

お客様からのお問い合わせについては、一次対応をHERO innovation側で行い、必要に応じてグローリーに情報を共有しながら適切にエスカレーションできる体制を整備しています。

現時点では、つり銭機の大きなトラブルは発生しておらず、お問い合わせに対する調査報告も迅速で、ご導入いただいたクリニックの期待値を超える対応につながっていると感じています。

セミセルフレジから、その先へ
医療業界全体を見据えた今後の展望

 
現在、販売台数は数百台規模まで拡大しています。

今後は医科だけでなく、歯科・薬局への展開も視野に入れています。
そのために、レセコン連携メーカーを増やしていくこと、フルセルフ会計(自動精算)を望まれるお客様に対応できる開発を進めて参ります。

将来的には、
 ・現金対面決済
 ・キャッシュレス対面決済
 ・非対面キャッシュレス決済(開発中)

という3つの会計動線を一元化し、会計管理の集約や決済のバリエーションを増やすことでクリニックの会計業務・管理負担のさらなる軽減を考えています。

 

パートナーとしてグローリーに期待すること

当社と伴走してお客様へ安定したサービスを提供することはもちろんですが、キャッシュレス決済の比率は年々上昇し、つり銭機に準備しておくつり銭の量は徐々に減っていくと予見しておりますので、置き場・スペースに配慮したさらなるコンパクトモデルの開発や、医療業界のニーズに適合する柔軟な保守プランを期待しています。

当社は今後もグローリーと伴走しながら、クリニックの会計・決済領域におけるインフラ機能として、医療DXの推進に取り組んで参ります
 
  導入ユーザー様情報
ユーザー名 株式会社HERO innovation
事業内容 MEDISMA マーケティング
・各種ITシステムの販売
・ホームページの企画制作 / リスティング広告運用 / グラフィック制作
・専門医検索サイト「メディカリスト」運営
MEDISMA DX
・WEB問診システム
・診療予約システム
・自動釣銭機・自動精算機導入
・電子カルテAI音声入力システム
サービスサイト https://medisma-regi.com/
コーポレートサイト https://hero-innovation.com/

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