みなさまこんにちは。
この度『骨格認識システム』が、遂に正式に販売されます。
今回は、骨格認識システムの特長や活用方法などをご紹介します。
骨格認識システムとは?
骨格認識システムは、グローリーの認識・識別技術をベースに深層学習を用い、
応用技術研究をした自社開発の製品です。
カメラで撮った映像を活用し、人物の骨格を認識し個体を
識別することが可能なシステムです。
このシステムは、主に4つのソリューションとして活用いただけます。
●人数カウント
エリアの通過人数を測定します。
●性別年齢推定
顔から性別と年齢を推定します。
●滞留検知
下記いずれかがの変化がエリア内で発生した際に検知します。
設定人数以上
設定人数以下
設定秒数以上 他
●侵入検知
エリア内への侵入を検知します
骨格認識システムを活用するメリットとは?
骨格認識システムは防犯カメラ※映像を活用して人物の把握が可能です。
他社様のシステムでは新たに侵入検知センサーを天井に取り付ける必要がありますが、
当社の骨格認識システムは既設の防犯カメラ映像を活用して
侵入を検知することができるので手間もコストもおさえて運用することができます。
また、骨格から人物であることを高精度に検知しているので、
木の揺らぎなどによる誤検知が発生しません。
※:防犯カメラはネットワークカメラに限ります。
骨格認識システムの活用例は?
骨格認識システムは施設への侵入などを検知するだけではなく、
マーケティングとしても活用できます。例えば、万引き防止用に設置したカメラを
そのまま活用し、利用者の人数カウントや性別・年齢を推定。
施設の利用者層の把握や時間事の利用状況の確認ができるので、
施設の状況について調査・分析することができます。
また、滞留検知では設定人数以上の利用者が滞留していることを検知・発報するため、
小売店舗ではレジ待ち人数の把握ができます。その情報を公開して
顧客サービスに活かしたり、データを分析して店舗改善を検討する材料にする
ことができます。
施設や環境の必要用途に合わせた最適な提案が可能です。
骨格認識システム今後の展開は?
骨格認識システムは「人数検知」「性別年齢推定」「滞留検知」「侵入検知」の
4つのソリューションだけではなく、人物をキーに深層学習をすることで、
幅広いお客様のニーズに合わせたソリューションを追加していきます。
~ 担当者のつぶやき ~
本サイトを閲覧するまではグローリーが画像認識を実施していることは
知らなかった方も多いかと思います。実は私も入社するまでグローリーは
硬貨や紙幣を計数する機械を作っているハードウェアの専門メーカーだと思っていました。
しかし、入社して配属されたのが画像認識を専門に扱う部署。
「そんな部署があったのか!」と驚きでした。
現在は、画像認識でも他社に負けない技術力を誇りに日々の営業活動をしています。
今後は顔認証と骨格認識、ナンバー認識さらには防犯カメラなど
『“画像”の分野はグローリーが一番!』と思っていただけるような
ご提案をしていきたいです。ぜひお気軽にお問い合わせください。