COLUMN 工場の自動化コラム

協働ロボットとは?協働ロボットのメリット・デメリット

              
皆さまこんにちは
ロボット事業営業部の高山です。

北京冬季五輪が閉幕しましたね。
コロナ禍での開催という事もあり多くの場面でロボットが活躍していました。

サービスロボットによる自動化がいろんな所で進んでますね。
今回は「ロボット」について学んでみたいと思います。

                
皆さん突然ですが
ロボット」って聞くと、どんなロボットが頭の中に浮かびますか?

昔アニメに出てきたお台場にいる戦隊ロボットや、
工場で稼働しているロボットを思い描くかもしれません。
私はもちろん青色のネコ型ロボットです。

この写真のロボットは実際にグローリー埼玉工場で稼働しているロボットです。
モニター部分が顔の表情になっていて親近感がわくかわいらしいロボットです。

このロボットの分類としては「協働型ロボット」になります。

ロボットには色々な種類があるんですね。               

協働型ロボットとは?

埼玉工場にはたくさんの協働型ロボットが活躍しており
私も製造部にいた頃はヒト型協働ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」と一緒に製品の組み立てをしていました。

そもそも協働型ロボットとは、
人と協働しながら働く人間協調型ロボットの事を「協働型ロボット」といいます。
またロボットの近くで安全柵なしで一緒に働ける事が特長です。
                

協働型ロボットのメリット・デメリット

 メリット 

安全柵が不要なので省スペースで設置可能!

 リスクアセスメントを満たしていれば安全柵が不要で設置が可能です。
 安全柵を設ける場所がない現場などに適しています。

リスクアセスメントとは


   risk    →将来いずれかの時において何か悪い事象がおこる可能性、危険
 assessment   →客観的に評価・分析


 ロボットシステムを使用する人、またその周囲環境を明確にして
 発生が想定されるリスクを洗い出し
 その原因を分析・評価をして
 リスクの除去、低減の対策を実施していきます。

 この一連の活動をリスクアセスメントといいます

 ロボットは使い方を誤ると危険性が高くなります。
 安全に使用する為にも確実なリスク管理が必要になってきます。
 

 デメリット  

動作が遅い

 安全柵なしで人と同じ空間で作業するので
 人と接触した時に損傷が発生しないレベルのスピードになります。

 最近ではロボットの周囲に人がいる時のみ協働運転モード(低速)で動作させ
 それ以外は通常モード(高速)で動作させるという使い方も選択可能となっています。

可搬重量が小さい

 協働型ロボットが発生してから現在まで、
 ほとんどのメーカーが10kg可搬までの小型ロボットが主流でした。
 しかし、需要拡大により10~30kg程度のロボットが続々と登場しています。
 一番大きいものでは35kg可搬となっているようです。
 人と協働作業する工程の対象物でしたら充分足りるのではと思います。

              

協働型ロボット多数導入実績あり

ロボットSIerとして
ロボットを製造しているメーカーさんと導入しようとする企業様の間に入り
お客様のご要望を伺い、工程設計をしてロボット・周辺機器・プログラムを組み合わせて構築
ロボットシステムとして提供させていただいております。

ロボット導入についてわからない事がございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。

▼協働型ロボットの活用事例動画はこちら
https://www.glory.co.jp/robot/case/               

高山の独り言

2024年夏季オリンピックの開催地はパリですね。
私も4年前に行きましたがどこを見てもおしゃれで素敵な場所でした。

エッフェル塔のシャンパンフラッシュや
モンブランケーキ発祥店にも行ってきました。
他に食べ物と言えば、ヨーグルトの種類の豊富さとスーパーのワインのおいしさに感動しました!

このツアーで出会った友達と帰国後もご飯や旅行したりしていましたが
コロナ禍ということで最近は全く遊べません。
コロナの収束を願うばかりです。

ロボットは感染しないから安心!
と思ったのですが、コンピューターウイルスありますね。
対処法や予防策の知識を付けていかなきゃです。

私は感染症予防として免疫力を上げる為に始めた事は
「梅エキス」を毎日摂取する事。
梅の効果って結構凄いですよ~

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