株式会社とりせん 様

[導入製品:つり銭機 300シリーズ
レジ精算業務の円滑化と現金管理の厳正化を実現。さらなるお客様サービスの充実へ
株式会社とりせん様

今回取材店舗:とりせん邑楽町店

「安全です! 新鮮です!!」をキャッチフレーズに、北関東にスーパーマーケットを展開されている株式会社とりせん様。
店舗業務改革を目指し、2013年秋、邑楽(おうら)町店に300 SERIESを導入されました。
その中心となられた店舗運営部 業務課 チーフチェッカートレーナー、邑楽町店店長、チェッカーチーフの皆様にお話を伺いました。

※掲載されている情報は、掲載日現在のものです。その後、予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

従来の業務スタイルと課題。300 SERIES導入後。

他社製品の導入決定を再検討。「使いやすさ」が採用の決め手に

店舗運営部 業務課 チーフチェッカートレーナー 久保田祐子様
店舗運営部 業務課 チーフチェッカートレーナー 久保田祐子様

深いグリーンとベージュを基調にした「とりせん邑楽町店」の店内。グローリーのつり銭機は、清潔感あるレジカウンターに馴染んでいます。
とりせん様では、店舗業務改革のため、POSレジとつり銭機の入れ替えを計画。当初、つり銭機は他社製品にほぼ決まりかけましたが、操作性などを改めて検討した結果、300 SERIESを導入されました。チーフチェッカートレーナーの久保田様はその経緯をこう語ります。
「展示会で300 SERIESを見る機会があったのですが、使い勝手の良さ、厳正に現金管理ができる点を評価しました。また、4.3インチのディスプレーで稼働履歴を確認できる[履歴参照機能]や、エラー発生時に解除方法が表示される[エラー解除ガイダンス]など、他のメーカーにはない機能に注目しました」つり銭機はチェッカー全員が使うもの。個々のスキルの高さにかかわらず扱える簡便な操作性が求められます。
「お店には常にチーフやベテランのチェッカーがいるわけではありません。夜間などはアルバイトが多くなる。そう考えると、誰もが簡単に使えてトラブル対応もしやすいことが大切です。300 SERIESなら、それが実現できると思いました」
久保田様が機種の再検討を会社に提案した結果、300 SERIESの採用が決定しました。

「見える化」の機能が満載。誰でも簡単に使いこなせる

とりせん邑楽町店 レジカウンター風景

300 SERIESの導入にあたり、グローリー担当者と運用方法の綿密な打ち合わせを行い、改めてその使い勝手の良さを実感したそうです。
「実際に使ってみると、操作が分かりやすく簡単。えっ、これだけでいいの?と思ったぐらい」と笑いながら話す久保田様。
使いやすさの理由は、「見える化」の工夫。それは、さまざまな所で実感できるといいます。例えば、硬貨や紙幣の払い出しの際などにランプが点滅する[入出金口ガイドランプ]。
「つり銭が出ていても、気づかないときがあるんですね。でもランプが知らせてくれるので取り忘れがなくなり、お釣りを取る、お渡しするという動作がスムーズにできます」
エラーが起こった際は、解除方法を液晶ディスプレーに表示する[エラー解除ガイダンス]も便利だといいます。
「今までのつり銭機は、取扱説明書に沿って復旧対応していたので、戸惑うことも多かった。この機械は、『硬貨を取り除いてください』などの指示が順序立てて表示されるので、迷うことがないですね」

万一のエラー時も簡単対応。スピーディーな復旧が可能に

300 SERIESは、エラーの復旧対応をさらに容易にする[現金管理機モード]を搭載。これにより、誤って出金された現金を機内に簡単に戻し入れでき、その後は通常通りに使用することができます。
「以前は、お金が詰まるなどエラーが発生すると、現金の全回収と全装填を行う必要があり、復旧に時間がかかりました」と久保田様は語ります。現在はこうした手間がなくなり、速やかに復旧できるようになったそうです。
また、エラー解除操作をあらかじめ体験することができる[エラー解除体験モード]は、チェッカー教育に役立っているといいます。
「硬貨や紙幣の詰まりの対応は、実際に起きたときでないと教えられないものです。お金の詰まりは滅多にありませんが、それをいつでも体験できて解除操作をトレーニングできることは、チェッカーの自信と安心につながります。エラーの際も、冷静に対応できますね」と笑顔で話してくれました。

現金と操作の履歴を厳正管理。お店全体の安心感を醸成

サービスカウンター(案内所)に設置された300 SERIES

つり銭機の操作状況が把握できる[装置監視機能]も、高く評価しています。「例えば収納庫を開けると、何時何分に開閉 したという履歴が残ります。鍵の管理と合わせると、いわば二重のロックになりますね」
さらに取引内容・動作状況などの確認ができる[履歴参照機能] もあり、履歴データは厳正に管理されています。
「レジはお金を扱う重要な場所です。現金の動きや操作の履歴をきちんと管理できることで、お店全体に安心感が生まれます」と話します。
また、売り場内のつり銭機には、包装硬貨管理機が設置されています(サービスカウンターは大収納量タイプ)。
「レジで急きょ両替が発生したとき、事務所まで行かずに両替ができます」
かつては一日に数回、2名で事務所に行って両替し、包装硬貨をつり銭機に補充していたそうです。300 SERIESは、レジ間の両替をシステム化して管理できるため、その手間がなくなりました。
「つり銭機が、新しい形の金庫になっています」と久保田様はうなずきます。

チェッカーのストレスを軽減。お客様サービスのさらなる充実へ

今後とりせん様では、300 SERIESを順次導入し全店で稼働予定です。最後に今後の展望についてお聞きしました。
「現金の扱いは神経を使うものですが、300 SERIESを導入して、チェッカーに心の余裕が生まれました。今後さらにチェッカーの負担になる業務を改善し、その目をお客様に向けていこうと思っています。すべての店員が自然な笑顔で応対でき、お客様が楽しくお買い物できる店にしていきたいですね」とにこやかにお答えになりました。
  • 店長の声
    とりせん邑楽町店 店長 片野和久様
    とりせん邑楽町店 店長 片野和久様

    今回の300 SERIESの導入により、レジ精算業務がスムーズになり、つり銭準備や両替に割いていた時間が短縮されるなど、チェッカーの負担を大幅に軽減することができました。
    その分のマンパワーを、売り場のきめ細かな清掃や商品陳列など、快適なお店の環境づくりに振り向けていきたいと考えています。
    今後も こうした効率改善の取り組みを続け、サービスの質を高めていくことで、地域のお客様からさらなる信頼をいただけるよう尽くしていきます。

  • ご担当者の声
    とりせん邑楽町店 チェッカーチーフ 松本裕紀様
    とりせん邑楽町店 チェッカーチーフ 松本裕紀様

    実際に運用して便利さを実感したのが、エラーの際、解除方法をアニメーションで教えてくれる [エラー解除ガイダンス] です。
    原因 が硬貨部・紙幣部どちらにあるかが分かり、[精査機能]でエラー解除後の現金の取り扱い方法まで分かりやすく示されるので、誰でも対応できます。
    チェッカー全員が安心して業務に当たれるようになりました。また、チェッカー教育の面では、操作方法が簡単なので、以前と比べて早く理解してもらえ、すぐに使用できるようになりました。 教えるのも楽になりましたね。

株式会社とりせん 様

株式会社とりせん様

プロフィール

本社所在地 〒380-8682 群馬県館林市下早川田町700番地
事業内容 食料品・住居関連品・衣料品などの小売業
創業 1948 年(昭和23 年) 2 月
店舗数 56店舗(群馬県26、栃木県18、茨城県9、埼玉県3)
従業員数 正社員984名/パート2,137名(8時間換算)  ※2013年2月現在

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