2014年3月18日
グローリー株式会社
新型外貨紙幣鑑別機「GCF-200」を開発
~高速・厳正な鑑別機能で偽造券を見つけ出す~
弊社は、ドル、ユーロなど4通貨の自動鑑別を行う外貨紙幣鑑別機「GCF-200」を開発し、2014年4月より販売いたします。
- 米ドル、ユーロ、中国人民元、韓国ウォンの4通貨の同時鑑別機能
- 約4枚/秒の高速鑑別
- 紙幣の記番号の2ヵ所読み取り、読み取った記番号の端末表示・印字機能※1、2
- 設置場所を問わないコンパクト設計
※1 記番号2ヵ所読み取り可能:米ドル、ユーロ 。(中国人民元は記番号が1つしかないため1ヵ所読み取り。韓国ウォンは記番号非読み取り)
※2 印字機能はオプション
近年、日本への外客数は増加傾向にあり、2013年の訪日外客数は約1,036万人にのぼり、2012年の約835万人とくらべて24%もの伸び率を示しております(日本政府観光局(JNTO)発表データ)。そして2020年に開催が決定した東京五輪などの要因も重なり、今後も訪日外客数の増加が想定されます。併せて、海外から持ち込まれる外貨紙幣も増加するため、日本国内において外貨紙幣の偽造券鑑別への要望が更に高くなると予測されます。
この度開発した「GCF-200」は、主に金融機関の外貨両替窓口や外貨両替専門店で使用される外貨紙幣鑑別機です。お客さまから預かった外貨紙幣の記番号やセキュリティー情報等をセンサーで読み取り、疑いのある紙幣は排除します。
「GCF-200」は、4通貨(米ドル、ユーロ、中国人民元、韓国ウォン)の同時鑑別と従来機の4倍となる約4枚/秒の高速鑑別が可能なため、窓口混雑の解消に役立ちます。
また、センサーで紙幣の2ヵ所に印刷された記番号を読み取ることで、複数の紙幣を貼り合わせて作られた精巧な偽造券も排除できます。そして、読み取られた記番号のデータは端末表示、印字ができるため、手書きによる買い取り外貨の記録業務を削減し、事務省力化にもつながります。
さらに、これら多彩な機能を搭載しながらも260×160mmという省スペースを実現したことで、従来困難であった狭小店舗や銀行の一般窓口への設置も可能となり、今後拡大する外貨紙幣鑑別機導入の要望に幅広く対応することができます。
今後も弊社は世界各地の現地法人から偽造券情報を集約し、「GCF-200」にフィードバックすることで偽造券の流通を阻止し、セキュア(安心・確実)な社会の発展に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ
- グローリー株式会社
- 国内事業本部 金融営業統括部 営業一部
TEL (03)5207-3012
- グローリー株式会社
- 総務本部 広報部 広報グループ(本社)
TEL (079)294-6317
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